【我々だ】処刑は嫌なので忠誠を誓います (ページ12)

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故郷　　11話ページ12

(クッッソ腹立つこの人！！)

ロボ「wwごめんなぁ？ゾムは無自覚やから
しょうがないんやww」

ゾム「ん？おぅ！」

(絶対分かってないよなぁ)

ロボ「ところでお前らは何話しとったんや？」

作戦に必要だからと貰ったインカムから
ロボロさんのはっきりとした声が聞こえる

A「私の得意ポジと不器用の話ですよ」

ロボ「ほぇ〜」

A「じゃあ、私からの質問いいですか？」

ショ「？何ですか？」

A「皆さんは我々国の出身何ですか？」

ロボ「そうやで。でも出身地が一緒ってだけで、俺らが出会った時期は違」

ゾム「Aの出身地は何処なん？」

ロボ「ゾムテメェ！！」

A「えーっとですね、私はα国ですよ」

私の一言で皆の動きが止まった

それは、ゾムさんに無視されて怒っていた
ロボロさんも例外では無かった

ゾム「...ごめん」

A「なんで謝るんですか？」

ゾム「え？だって自分の故郷の国王を
ころせ「別に構いませんよ？」え！？」

A「元々国民はあの人に不満を持っていたんです。私の故郷もそうでした。でも、ある時国王は不満を持つ国民を殺し始めたんです。
私の故郷も例外ではありませんでした。
そして、私の唯一の家族の兄弟達は全員死にました。私一人を除いて」

ショ「大変..でしたね」

A「そんなことないですよ、って国境ですよ！もう少しでα国です！」

国へ帰るのが久しぶりだったため重い空気なのにも関わらず、ついはしゃいでしまった

インカムからロボロさんの笑いを堪えた様子が伺える

ゾム「ﾌﾞﾌｯ、や、やっぱおもろいなぁ、ｸｸｯ」

ゾムさんやショッピさんまでもが笑っている

A「な、なんで笑うんですかぁ！」

その後は、重い空気が無かったように話始める

α国への道のりはあっという間にだった