７話 登場遅いんですけど…。来てやっただけありがたいと思え。 ページ9
「ちょっ！アルカ様を呼び捨てにして…何様のつもりなの！？」
ミユキの顔がこわばっていた。
「お父様に出だしを…出だしをするんじゃないわ！」
ミユキは女の方に向かってナイフを投げ飛ばした。
「きゃああぁぁぁぁぁあぁあーーっ」
「お、おい！」
女は地面に崩れるようにして、倒れ込んだ。
「お父様を……」
お父様？
ミユキはキルト王の娘
だというの？
それだとしたら…
姫ってことになるわよね
「ミユキ！危ないわ！ダメじゃないの」
ハミカがミユキを抑えこんで抱き締めた。
「ちょっ！」
「ミクリアを離しなさい！」
私は、男に腕を捕まれてしまった。
「お前ら…俺らをナメんなよ？」
男はそう言って、私の首を絞めた。
「うぅっ…！…かぁ…」
ネルビスは
横に落ちていた木の枝を拾い構えていた。
「ミクリアから離れなさい！」
だが、一層、首を絞める力は強まった。
嗚呼、視界がぼやけてきた。私…ﾀﾋんじゃうのかな…
。。
「ミクリアを…離しなさい。」
透き通るような声と
同時に私の首を絞める力が弱まった。
「…ぐはっ…。」
私は地面に倒れ込んだ。
「ミクリアに触れたな？」
この声…
まさか…グミア？
「ぐはあぁっ」
何か丸い物体が地面を転がる音…。
「大丈夫だったか。」
「グミア…」
ネルビスは安心したようで地面に腰を下ろしていた。
「ねぇ、ミクリアちゃん。この娘って…」
「黄緑の娘。」
グミアは静かに瞼を閉じていた。
「革命が…果たされた」
それだけ言うと瞼を開かせた。
「革命って…」
ミユキはグミアの肩を揺さぶった。
「嘘よ！嘘と言って！」
ミユキの目は赤くなっていた。
泣きたいのを我慢しているのだろう。
「本当だ。こればかりは嘘ではない。」
真剣なグミアの眼差しに私は唾を呑んだ。
８話 魔法には生贄が必要。それって…。生贄は、とりあえず必要だ。→←６話 黄緑の娘って誰？。あの小説の娘？。いや、違うけど、
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笹原楓 - 面白いけど、ルカの扱いひどいと思います。ルカ、かわいそうだし、だれかと、恋仲にんあたらなーって。特に、がくぽとか (2016年5月12日 20時) (
レス) id: 972dfa3b83 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» (-^〇^-) (2012年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» 顔文字可愛いよ(笑) (2012年8月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 今木…どうかしたの…？ (2012年7月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
今木 - 健音モモカさん» そうか…ならいいんだ。 (2012年7月30日 20時) (レス) id: 6acdf23370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：健音モモカ | 作成日時：2012年7月16日 19時
