１６話 語られた神話。語られた真実。 ページ18
「昔々、ある所の泉の近くの村に
八色の色を個別に持つ
８人の男女がおりました
赤き者
青き者
黄緑の者
緑の者
黄色き者
紫の者
白き者
桃色の者
ある日、新月が訪れた時
空から無数の魔物が
舞い降りて村や街や城を焼き尽くした。
それを八色の者は命がけで討伐した。
のちに満月を神の祝福と称え、八色の者は英雄となる。
だが、現在は
赤き緑の娘の義理母
青き緑の娘の義理父
魔術を使う謎の黄緑の娘
運命を定める緑の娘
王族にされた黄色の双子
知識豊富な紫の侍
物語を書き綴る白の娘
影で悪と動く桃色の娘
しか残されていない。
誰かがﾀﾋねば八色の神話が途絶えるってわけ。
まぁ、私の希望は
誰かを途絶えさせることなんだけどね。
赤と青の緑の娘の義理親は殺しそこねた。
しぶといのは先祖の血筋かは知らないが…貴様たちは滅びるのよ。」
長い長い神話と長い長いアルカの野望を聞かされた挙げ句に父と母が義理という真実も告げられた。
『って…私って緑の血筋を引く…子孫なの？』
「今更？私だって物語を書き綴る白の娘だもの」
「自分で自覚がなかったとは哀れな娘だな…。」
一つ気がかりな点が…
『ネルビスが黄色き者？』
「はぁ？あたしは双子じゃないし、そもそも王族なんてガラじゃないし。八色の血筋を引くとかダルいし…ヤダよ」
いかにもネルビスらしい
「さてと、無駄話はそろそろ…」
アルカは横で座っている黄色き娘…アリンナ姫？の腕を掴むと壁側へと突き飛ばした。
アリンナ姫らしき人物は壁にもたれ掛かり私たちを見下すような目で見てきた。
あんなに可愛いのに…
なんであんなに怖い顔をするのだろう。
「ミクリア。しっかり構えろ。」
『うん！』
新しい犠牲は
この時
初めて
生まれた。
１７話 時を止めて、逃げ出したい───→←１５話 昔の神話は今もなお引き継がれる。奇跡は起こる。
ラッキーアイテム
革ベルト
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笹原楓 - 面白いけど、ルカの扱いひどいと思います。ルカ、かわいそうだし、だれかと、恋仲にんあたらなーって。特に、がくぽとか (2016年5月12日 20時) (
レス) id: 972dfa3b83 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» (-^〇^-) (2012年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» 顔文字可愛いよ(笑) (2012年8月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 今木…どうかしたの…？ (2012年7月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
今木 - 健音モモカさん» そうか…ならいいんだ。 (2012年7月30日 20時) (レス) id: 6acdf23370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：健音モモカ | 作成日時：2012年7月16日 19時
