2話 ページ2
目線の先にあったのは…宝石のついたブレスレット
「あれ、太宰さんって…そんな腕輪(ブレスレット)つけてましたっけ?」
その問いに応えるために太宰が手を上げる
「ああ、これ?前もつけていたのだけれど、気づかなかったかい?貰い物だよ」
「貰い物?誰からですか」
太宰さんが貰うのって…やっぱり?という敦の問に国木田が顔をしかめる
「俺も知らん、古い知人としか聞いてないが…お前に真面な知り合いなどいたのか?」
すると太宰がひどいな〜と云いながら手を下げた
「私にだって真面な知り合いの一人はいるさ〜…それにしてもその千早さん、美人さんだったら心中にお誘「いい加減にせんかァ!」」
国木田の蹴りで太宰が壁に激突する音が聞こえた
〜〜〜
敦side
「着きましたこちらです」
連れられたのは薄暗い路地裏…なんか薄気味悪い
「おかしいなー…本当に此処なンですか?樋口さん密輸業者とは臆病な連中です
だから、必ず逃げ道を用意するんですけど…此処、袋小路ですよね
捕り方がこっちから来たら逃げ場がない」
袋小路…?それってどういう…
「その通りです。失礼とは存じますが、嵌めさせていただきました私の目的は、彼方方です
<ピッ>芥川先輩予定通り捕らえました」
「芥川…!?」
真逆…芥川って…さっき言ってた国木田さんが云ってたマフィアの!?
そ、そうだ、さっき国木田さん言ってた千早さんのペン!
あれで連絡すれば!
ピッ
お願いです!
ガチャッ
樋口さんが構えたのは…銃?
そして
ドドドドドドド!!
「…!?」
谷崎さんの頬に、鮮血が散った
え…
「…!?」
「ナ、オミさ…」
如何して、ナオミさんがあんな、血塗れになっているの
「兄、様…大、丈…夫…」
「ナオミ…?ナオミ!」
真逆全部銃弾を受けたのか!?
「どう、しよ…そうだ!止血帯!敦君!止血帯持ってない!?あ、ぃや、まずは傷口を洗って…与謝野先生に診せなきゃ、医務室まで運ばないと!」
呆然として僕は何もできなかった
ガチャ
谷崎さんの頭に銃が突きつけられた
「貴方がが戦闘要員でないことは調査済みです
健気な姫君の後を追っていただきましょうか」
「あ"あ?チンピラ如きが!」
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木城時雨(プロフ) - 白鳥舞桜さん» コメントありがとうございます☆頑張りますね♪ (2017年8月8日 21時) (レス) id: 78e95bfa71 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥舞桜(プロフ) - 題名に吹きましたww夢主ちゃんカッコいいっすね頑張って♪ (2017年8月8日 17時) (レス) id: 12bed5002a (このIDを非表示/違反報告)
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