怪盗の相棒は探偵で彼の想い人です【名探偵コナン】【まじっく快斗】

６３：行ってらっしゃ〜い ページ24

コナン「何だこれ？」


キッド「次郎吉さんの指紋シールだ」


次郎吉が公園で毎朝体操をしていることを知ったキッドが、


小学生の男の子にサッカーボールを次郎吉の元へ転がすよう依頼し、次郎吉にサッカーボールを拾わせて指紋をゲットしたのだ。


(こいつ、小学生に何やらせてんだ……)


思わず眉間にしわを寄せて希穂がにらむ。


キ「今回は指紋認証式のガラスケース、って読みはズバリ当たったんだが……もう用ねえからおめえらにやるよ」


キッドはそう言うと頭の後ろで手を組み、排気口にもたれた。


キ「にしても、おまえの大事な彼女、気をつけてやった方がいいぜ」


コ「あ？」


天井のハッチに手をかけたコナンが顔を上げた。


キ「あの藤岡って男に両腕をつかまれてさ。けどすぐに飛びのいたし、


咳やクシャミをしたわけじゃねえから、うつっちゃいないとは思うけどな。一応」


「ま、頑張れよ〜」


キッドの報告を聞いたコナンは一瞬、険しい表情をした。



が、すぐにハッチを開けて下りていった。


「で。何それ、私聞いてないんだけど？」


黙って聞いていた希穂が快斗に向かって訝し気な視線を送る



快「わりぃわりぃ。話すタイミングわかんなくってよ…で？お前この後如何する心算なんだ？」



「そうだなあ…う〜ん特にやることないし快斗と待機？」


快「おい」


「ナイス突っ込みどうもありがとう！」


快「…」


「黙るのやめような？」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すいません期末のせいで全然更新できませんでした！
これからはちゃんと更新できるように頑張ります！

６４：お話飛んで宝石盗りに〜→←６２：投げなくても振りするのやめれ、怖いわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す