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JMsaide


良いなって思ったよ。本当に



真っ直ぐで、裏表がない
キラキラしてて
自分の気持ちに正直で
上下関係が絶対な裏社会でも人によって態度なんか変えたりしない

最初に僕を庇ってくれたこと
僕の腕の中で眠ってくれたこと
一緒に必死に逃げ出したこと
僕が撃たれた時、泣きそうな顔で心配してくれたこと

全部、嬉しかった



こんな世界にいなくて、ユリと出会っていなかったら
きっと僕は君に恋してた

でも、大事な存在ができて
それを守ることができなくて
そんな過去から逃げるように生きてきた自分には彼女に恋をする資格はない


それに、大事なジョングクの大事な人だから
2人の幸せを壊そうとも思ってない









JK「僕はヒョンが羨ましいです」


穏やかな顔をして眠るAの手を握って苦しそうにそういったジョングク


「どうして?」



JK「Aのそばにいれて、守ることができたから
あんな状況でヒョンがAの安心材料になってたのが羨ましいです

守るって、決めたのに
俺・・・何にもできなくて」




「拉致されたのが僕たちなんだからそれは仕方ないよ
というか僕はお前に殺される覚悟もしてたんだけど」


お前の女を僕は殺そうとしたんだから




そういうと、あいつは目尻を少し細めて微笑んだ





JK「まぁそれはむかつきましたよ。でも
俺はヒョンがどんな思いで今まで俺の女関係にきつく忠告してきたのかはわかってるつもりです

ヒョンはいつまでも俺の中でヒョンなのには変わりなくて、かっこよくて
大事な存在なんです。だから殺してやろうとか、思ってないです。
Aを守ってくれて、ありがとうございました」



スッと立って
僕に向かって頭を下げる



「お前・・・・いつの間にか大人になったね」





15、ぐらいの頃だったか
ボコられて泣きじゃくっていたジョングクを思い出した

あんなに幼くて、弱かったのに
こんなに逞しくなって。ヒョンはなんだか少し寂しいよ






愛は人をダメにする
守るものができると弱くなる



でも、それ以上に

人を強く、成長させるのだと
ジョングクを見て思った




JK「A・・・早く起きないかな」


「どうせ明日くらいにはケロッとしてるよ」



JK「ヒョン、Aに手、出したら殴ります」



「僕をなんだと思ってるのさ」




それに関してはごめん。もうしちゃった


なんて言ったら本当に殴られそうだからやめた

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ちゃろすっこ(プロフ) - 香純さん» コメントありがとうございます!そんな・・時間を忘れるくらい集中して読んで下さったこと、とても嬉しいです。残りわずかですが最後まで楽しんでいただけると幸いです。 (2022年11月4日 15時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
香純(プロフ) - 初めまして!この作品を見つけ1話から一気に時間を忘れてここまで読むくらいとても好きな作品です。私はジンペンなのですが彼の笑みが冷酷さと表裏一体だったりとかなり私得な人物像で惚れました。とても続きが気になります!どうかご自愛ください…応援しています!! (2022年10月23日 23時) (レス) id: 58ea0d7cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - natsuさん» わざわざ一気読みまでしていただいて嬉しいです!更新頑張りますね♪ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» うわー( ;∀;)何と嬉しいお言葉!!ありがとうございます! (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 一気読みして追いつきました‼️更新楽しみです♪ (2022年10月8日 13時) (レス) @page1 id: e42d0932b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年10月6日 21時

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