family

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私たちマフィアは
日本の極道のように
公的に事務所を構えたりしない

マフィア自体が極秘組織なのだ

私たちの会社は表向きには食材の卸売り企業

裏では殺しも含めた便利屋

あとは私たちのシマで暴れる他のマフィアを取り締まったりしている




ボスのオッパと側近のナムジュン

そして私とホソクの4人で一緒に住んでいる
高層ビルの上4階は私たちと限られた人間しか入ることができない
まあビルそのものが私たちのものだから他の階には部下たちがいるんだけど








いつも通り
ホソクと2人で事務所に帰ると
深刻な表情を浮かべたナムジュンと
いつも通り何を考えているかよくわからないオッパがいた




『ただいま・・・・どうしたの？』




YG「ナユンが裏切った。今からいつもの場所に行く」











『・・・・・・・・・そう』





ナユンは組織の中で初めてできた気の許せる仲間
いわば友達のようなものだった


もう、７年くらいの仲になる













後ろからホソクが私を見つめていたことに
気づいていなかった










＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「ゴホッ・・・・・う、・・ｹﾎｯ」





港の倉庫へ行けば

もうすでに虫の息のナユンが倒れていた


出血
打撲


色々やられたんだな





YG「お前、釜山のマフィアのスパイなんだってな」



オッパがしゃがんでから彼女の髪の毛を掴んでそう声をかけた





「グッ・・・・・知らない！」





NJ「知らないわけないでしょう。すでに始末したお前の仲間もちゃんと証言しています

それに、お前を監視していた私たちが知っているのだから
あなたが知らないわけがない」



オッパが私たちに背中を向けながら

ん

と
こちらに手を向ける



それをわかっていたかのように
ナムジュンはオッパに”それ”・・
銃を渡した

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