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ページ8

「・・・・い・・・・・・・・て」





遠くの方で声が聞こえる






あれ




俺、もう死んだ?




じゃあ天国・・・な訳ないか







「天国じゃなくてここは韓国だよ」






「っ!!!」




)ガバッ






「うわあ!びっくりした!!そんな急に起き上がるとは思ってないんだけど!!!」




勢いよく飛び起きると

手を前で構えて臨戦体制をとっている糸目の男がいた




え、なんで



俺、確か海に・・・・あれ





「生きてる」





「ひょーん!!こいつ起きたよ!」




訳のわからない状況に混乱している俺をみてクスクス笑った男はそう叫んでどこかへいってしまった




大きなベッドに高級そうな絨毯

よく分からない大きな絵画





捨ててあった絵本で読んだ世界のようだった





「やぁ、気がついたみたいでよかった」





「・・・・・・・お前・・・・誰」





「まぁまぁ、そんなに警戒しないでよ



お腹空いてるでしょ?ほら、お粥作ってきたから食べな


キムソクジン特性の元気100倍がゆ!ヒャッヒャッ」







高そうな服を着て、エプロンとキッチンミトンをつけた男

両手にはゆらゆらと湯気が上がるものを持ってこちらに向かって歩いてきた



今まで嗅いだことのないうまそうな匂いにお腹がぐうと鳴る




緊張感のない自分のお腹をばっと抑えると
そいつは優しく俺に微笑んだ




ここがどこで



こいつが誰かが全く分からない




でも、なぜか無意識に安心してしまう自分がいる






JN「君はジョングクだよね。チョン・ジョングク」




「・・・・なんで、名前」







JN「この世界にいるといろんな情報が入ってくるから」






・・・・じゃあ




こいつも






「・・・・・マフィア?」





JN「正解。君を殺そうとした男のボスの息子


それで、君を助けたのはその息子




つまり僕ってわけさ」





「・・・・・・は?」





JN「あは、間抜けな顔」






なんで



なんでそのボスの息子が俺を助けるんだよ・・・・意味わかんない






「・・・・なんで、助けたんだよ


お前にとったら俺なんてどうでもいいだろ


何、それとも命を助けて恩売っておいて俺を一生こき使う訳


お前の企みには騙されないぞ」






みんな悪魔だ

俺も

俺を殺そうとした人間も



目の前のこいつも



絶対に何か裏がある

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ちゃろすっこ(プロフ) - Blueさん» コメントありがとうございます!そんな!!たくさん読んでいただいてめちゃくちゃ嬉しいです! (2022年12月30日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - ちゃろすっこさんのお話すごく面白くて、family以外にもユンギさんと可愛い幽霊の女の子のお話とか、たくさん読ませていただきました。本当に面白くて儚げなところもあって大好きです。これからも応援してます✨ (2022年12月29日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - akuneさん» コメントありがとうございます!導かれる!?それは嬉しすぎますぅぅ!! (2022年12月7日 21時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
akune(プロフ) - 食い入るように導かれるようにこちらも読み始めてます!!このシリーズごちそうさま過ぎて困ります!大好きです! (2022年11月23日 8時) (レス) @page7 id: 785498f7f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年11月20日 2時

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