惚れ薬飲ませてみた【TH】

優しい親友 ページ40

『・・・・・・ジミン？』




私の手の上にジミンの手を重ねたまま
彼はじっと私の顔を見つめる


何を考えてるのか
よくわからなかった。










JM「・・・・ま、いっか。今じゃなくても」






『・・・・・お？』









そう言った後、パッと手を離したジミンは
冷蔵庫を開けて酎ハイを２つ取り出した





JM「どっちのむ？」




『モモのやつ』





JM「あはは、選ぶと思った。でもこれ両方Aが好きなやつだよ」





『だよね！？私も思ったもん。あ、両方飲みたいってㅋㅋㅋ』





JM「こんなこと出来るの僕しかいないんだから。もっとありがたく思いなよ

どうする？映画でも見る？」




『でも、帰り遅くなる』


JM「別に泊まってけばいいじゃん。お前の服あるでしょ」





まぁ、確かに
この家に来すぎて一応一泊できるくらいの荷物は揃ってる





『じゃあいっか！・・映画見たら眠くなるからさ、○鉄しよーよ』





JM「いいよ。何年？」



『１０年！！』




JM「映画より長いじゃんㅋ


ま、いいけどね



Aとならなんでも楽しいから」










そう言った彼の顔は
今まで見たくらい優しい顔をしていた





こういう一面を見ると
たまに彼が女遊びが激しいんだということを忘れてしまいそうになる


ダメダメ

ジミンは友達なんだから



男の子なんだって、思うんじゃないわよ。私












((ピンポーン





私がお風呂から上がって
髪の毛を乾かし終わってリビングに出ると
ジミンがテレビにゲームを接続してくれているところだった



『お風呂お先〜』


服をパタパタと動かしながらリビングに戻ると
スタスタと歩いてきたジミンは何を考えてるのかよくわからない顔をしてた



JM「Aってほんと性格で損してるよね」




『じゃあジミナは身長？』




))むにっ



JM「本当ムカつく」


『いひゃい』




JM「生意気いうならポッポするよ」




『そんなことしたくないくせにㅋㅋㅋ』









そしてジミンが何か言おうとしたタイミングでチャイムがなる




『誰だろ？』




JM「・・・出てみたらわかるよ」







『・・・？』






玄関に行って
ガチャリとドアを開けると




TH「あんにょん！」




『テヒョン君！』





両手に大きなビニール袋をかけたテヒョン君が立っていた

パーティ→←仲直り２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す