あなたに嘘をついた日

貴方に捧げる最後の嘘２ ページ23

須藤｢何でって、お前泣きそうな顔をしていたからだ。｣

貴方｢そう、だっ、たんですか。｣

須藤｢何かあったのか？｣

貴方｢何でもありません…｣

須藤さん、何でそんな事を聞くの？

須藤｢そうか、｣

須藤目線

モモ、何でそんなに暗く、泣きそうな顔をしているのか？

俺は、気になって別れ道に、なった後も、こっそりついていった

するとあいつは、電話をしてから公園で歌を、歌っていた

悲しそうな、今にも崩れそうな瞳、泣きそうな瞳で

俺は、何も出来ないのか？

貴方目線

なにかあった、なにかがあったんだ！

私は、

私は、

どうすれば、

いいの、

どう、すれ、ば…

いいん、だ、

苦しい

ただただ

苦しい

こんなことすら

相談出来ない

私を考えていると

すごく悔しく

凄く虚しく、苦しい

貴方｢ﾊｧﾊｧ、ゴホッ｣

口から血が出た

貴方｢あれっ、｣

須藤｢おいっ、大丈夫か！｣

貴方｢ゴホッ、ゴホッ｣

咳き込む事しか出来なかった

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