集合 ページ45
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こんなキャンパス内でいつまでも
酔っ払いを介抱している訳にいかないので、
とりあえず二人で大学を出る。
大「はぁ…これからどうやって生きていこ…」
「…お家、彼女さんに払って頂いてたんですか？」
大「そらそうやろ。」
「いや当たり前みたいな顔しないでください」
大「あーあ…誰か俺のこと住まわせてくれて
ご飯も作ってくれて家賃も負担してくれる
可愛い女の子おらんかなぁ…」
「って私を見ながら言ったということは
反省ゼロですね？」
大「いやん♡ 冗談やん♡」
その無駄に素敵な笑顔に、逆に不安を感じる。
まだ酔っ払ってるんだろうなぁ。←
大「でもとりあえず
一緒に住んでた部屋は解約せなあかんわ…」
「急に現実的」
大「俺じゃ払い切れんもん…
けど新しく物件探すのも…うーん…」
「それもそれで大変ですもんね」
大「えっなに？一緒に住んでくれるって言うた？」
「言ってないです」
本当に困っているなら、
最悪の場合としてその手も無くはないけど…。
忠義先輩をまたヒモにさせたくはない。
いや先輩に限らず誰もヒモにさせたくない。笑
…歩きながらあれこれ考えていると、
ふとマル先輩のことを思い出した。
「…あ、マル先輩と住めば…」
大「え？マル？」
「マル先輩と、
折半でルームシェアとかどうですか？」
…我ながらいいアイデアでは！？
マル先輩はバイトしてるから
一応お金は毎月稼いでるし…。
忠義先輩も半分払うために
バイトして引きこもらないし！
大「いや…」
「それならヒモにも戻らないと思いますよ」
大「いや、そこやなくて…
マルの居場所、知ってるん？」
「…え？」
大「…」
「…あれ、言ってませんでしたっけ」
大「何も聞いてないです」
…そうか、そうだった。
忠義先輩が戻るのを待つ間に、
マル先輩の方が先に解決しちゃったから。
そりゃ知らないはずだ…。
「…とりあえず、皆さん呼びましょうか」
大「説明めんどいだけやろ」
ベロベロの人に言われてるのに、否定出来ない。笑
まぁ、百聞は一見に如かず、みたいなね(適当)。
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黒葡萄(プロフ) - ゆっちさん» ありがとうございます！とても嬉しいお言葉です…。今まで以上に書くのが遅くなってきているので、頑張ります笑 (2018年8月9日 10時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本当にこの作品がめっちゃ好きです！最近そんな更新されてないので更新しちゃってください！これからも応援してます！ (2018年8月9日 8時) (レス) id: 97646d7482 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - おおおいさん» ありがとうございます！！ (2018年8月4日 5時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
おおおい - この作品の更新があるたびに一人で「おぉ、、、、、!」(いやっふぅ〜!!!)←心の中でさけんでます(((続きが気になるぅ! (2018年8月3日 21時) (レス) id: b4b5488299 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 春歌さん» ありがとうございます！ (2018年7月30日 18時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2018年7月4日 18時
