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神社を目指しつつ適当に歩いていると、
不意にヨコ先輩がポケットを抑えた。
スマホを取り出して、「電話来た」と呟く。
ちらっと表示画面を覗くと、
信ちゃん先輩かららしい。
携帯を耳に当て、もう片方の耳を手で塞いだ。
横「もしもし？え、今？…神社の前の道やけど」
電話の向こうに聞こえるように、声を張る先輩。
横「…おん、わかった、今から行くわ」
じゃ後で、と電話を切る。
丸「何やってー？」
横「ヒナたちもう着いてたらしい」
「あら」
大「すばるくんは？」
横「一緒やって。はよ来い言うてたわ 笑」
これで、全員ちゃんと揃いそうです。
二人は人波に押されないように
境内の脇にいるみたいなので、
みんなでそこへ向かう。
数分かかって敷地の中へ入ると、
ヨコ先輩が再びスマホを取り出して、
信ちゃん先輩にLINEを送った。
横「…どこや」
錦「あれちゃう？」
安「あ、ほんまや！おーい！」
大「横山くん場所全然分かってへんやん、笑」
横「うっさいわ」
事細かに居場所を説明した文章を
送られたにも関わらず、
全く辿り着かなかったヨコ先輩はさておき。
手を振りながら走り出した章ちゃん先輩のあとを
みんなで追って、全員合流する。
渋「あけましておめ…」
村「まだや」
「すばる先輩、本当に起きてます？笑」
横「ここまでよお来れたな 笑」
信ちゃん先輩の隣で、
眠たそうな顔してるすばる先輩。
渋「やってこいつ俺の家に来てたもん…」
横「えぇ、何してんの 笑」
村「見張りに決まっとるやろ。
一緒にこたつ入って寝そうになる度に起こしてた」
渋「いい迷惑やわ」
「すごい…さすが三年生…」
丸「Aちゃんがときめいている」
錦「ツボがわからんわ」
すばる先輩のためにそこまでしてる信ちゃん先輩に
ときめかない人はいないと思う。笑
そんな感じで全員揃ったところで、
今年も残りあと数十分になっていた。
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黒葡萄(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！これからどうなっていくのか、ぜひ見届けて頂けると嬉しいです！ (2018年3月14日 10時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 未来が気になるお話ですねー、是非大学生バージョンも見てみたい (2018年3月11日 19時) (レス) id: b46cbad2cc (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - りこさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しい限りです…！良かったらこれからも楽しみにしててください！ (2018年2月13日 13時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 春歌さん» コメントありがとうございます！一番の要注意先輩です笑 (2018年2月13日 13時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - もう毎回楽しみすぎてヤバイです もうこのお話大好きです (2018年2月12日 23時) (レス) id: e52a1f5f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2018年1月7日 4時
