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no.74 ページ24

亜嵐side








玲於「白濱くんちょっといい?」









佐野くんと中務先生に全部話して。









解散する時に、佐野くんに呼び止められた









Aちゃんは、中務先生にお願いして





二人でカフェに残る。









玲於「あのさ、その人ってこの人?」




亜嵐「…え。そう」




玲於「うわー、マジかよ!?」









佐野くんに見せられた写真に驚愕した









だって、昨日のあの男だったから。









玲於「こいつ、昔Aをホテルに連れ込んだ中の1人」





亜嵐「…は。

てことは3年間ずっと」




玲於「有り得なくもねえな」









ふざけんなよホント。



何が楽しくてそんなことしてんの









「こりゃ、ひでえよ」




玲於「俺もここまでとは思わなかった」




「てことは、あいつ一回捕まってるよね?」



玲於「うん。確実に」




「…懲りないってことか」




玲於「俺さ、一年前に見たんだよねアイツ」




「え…?」




玲於「ダンススクール入ろうとしたら、なんか入口うろちょろしててさ。

声かけたら、何でもないですってどっか行った」




亜嵐「それ、もっと早く言ってよ…」




玲於「それは、ほんとごめん。
でも、その時はこいつって分かんなくて、こんなことになるなんてさ…」



「…そっか」



玲於「だから、もしかしてって思って。
これは、防犯カメラだけど…
よく良く考えれば、あの時の奴じゃんって」



「…怖すぎ。こんなことして何が楽しいんだろ」




玲於「…Aのこと、守ってやって」




亜嵐「言われなくても、そのつもり」




玲於「…ふふ、さすが。」









当たり前じゃん。









許せねーしこんなの









まさか、こんなにずっと付けてる可能性あるなんて


思いもしなかったけど。









もし、このこと思い出してたら…









Aちゃん、大丈夫かな









俺は、全力を尽くすよ




きっと、俺があの男に歯向かっても、殴りかかっても、Aちゃんの恐怖心が消えるわけじゃないし









だからと言って、Aちゃんから消せるわけじゃないけど









好きな人のためだから。








もっと、頼っていいんだからね。








知ってるよ

Aちゃん、本当に優しい子だから。









すごい遠慮がちなのも









でも、そんなの要らないから。









もっと、頼って。俺のこと。

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ゆーたらん(プロフ) - かすみさん» そんな!!ありがとうございます!!!すっごく嬉しいです。亜嵐くん、すごく楽しいのでまた書けたら書きたいと思っています! (2017年10月14日 1時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - すっごいおもしろいです!これを書けるなんて天才ですよ!!できれば、亜嵐くんメインの話をこれからも書いて欲しいです! (2017年10月13日 19時) (レス) id: 48b5224345 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたらん(プロフ) - ついんたわーさん» そんな褒め言葉大変嬉しいです!!またいつか、亜嵐くんで描きたいです。。(願望です)読んでくださり、ありがとうございました。 (2017年10月13日 1時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
ついんたわー(プロフ) - すごく面白かったです!亜嵐くんメインは意外と少なくて、でもこの作品を読めたことに感謝です!できたらまた、亜嵐くんメイン描いて欲しいです! (2017年10月12日 6時) (レス) id: 245de707c0 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - あおさん» ホントですか!嬉しいですありがとうございます(T ^ T) (2017年10月4日 9時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーたらん。 | 作成日時:2017年9月27日 19時

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