彼に二度、恋をしました。 (ページ10)

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藤「いつかさ、、俺が有名なライダーになった時に

Aが俺の写真撮ってよ。

俺はA指名でしか写真を撮らないって約束する」

そんなことをいう藤ヶ谷くんに私は自然と微笑んでいた。

その顔を見た藤ヶ谷くんが

藤「俺も今のAの顔、写真に収めたかったよ。

すげえいい顔してた。可愛かったよ」

そうやってからかう藤ヶ谷くんに私はちょっと呆れていた。

「そういうことは私に言うんじゃないよ、

ほらいつもいる藤ヶ谷ガールズな言ってあげなよ」

そう言ってつんけんしてる私に藤ヶ谷くんは

藤「誰だよそれ笑

勝手につきまとってくるやつら？？？？」

と半笑いで答える。

「もーーーいいなんでもないよ。」
ちょっとキレたように私がいうと、藤ヶ谷くんが

藤「A、俺にもカメラ教えて欲しい。
カメラは多分家にあるんだけど、

テクニックとか色々教えて。」

と真面目な顔で言った。

藤「バイクの写真をかっこよく撮りたいし、

Aの笑った顔、俺なら撮ってあげられる気がするんだけどどう？？？笑」

と笑いながら私に伝えてくる

確かに私は自分が撮ってばかりで人に写真を撮られたことがあまりなかった。

だからこの際いい機会だと思った。

　

そして

藤ヶ谷くんと2人気になれるという部分でもいい機会だと思った。