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私はすぐに手を離すと、
「...あぁーーーーー!!もうお前はーーーー!!!」
トシちゃんはくるっと私に背を向けて、
自分の髪の毛をぐしゃぐしゃにしながら言っている。
...?
表情は見えないけど、何だかうなだれている...
トシちゃんの背中に向けて、ハテナを浮かべていると、
「...何でそういう可愛いことするかなぁ!!?
好きな女が自分の布団で無防備に寝てても、色々我慢したんだぞ..?!わかってんのか...?!
さっきはお前に蹴られたがな..Aが嫌がることはぜってぇしねぇよ...
だがお前からそういうことしてくっと、話は別だろ!?」
..突然ベラベラ喋りだしたよこの人..
..でも、私を傷つけたくないって思ってくれてるのが嬉しくて、
私はトシちゃんの背中に思いっきり抱きつく。
トシちゃんは、うお?!と驚いた反応をした後、
「..だーーかーーらーーー!!お前今の話聞いてたか?!」
耳を赤く染めながら言った。
『...さっきは蹴飛ばしちゃったけど..
私はもうトシちゃんの女でしょ...?嫌じゃないよ....?』
「.....」
トシちゃんは、私の言葉に何も答えず、
自分の肩の上にある私の顔に振り向き、
唇を強く私の唇へと押し付ける。
また、何度も角度を変える熱いキスを降らせながら、
体の向きもこちらに向けた。
トシちゃんの片方の手は私の腰に、
もう片方の手は私の後頭部を支える。
さっきは無理矢理侵入を許していたトシちゃんの舌に、
今度は必死についていこうとする。
そして自然と、だんだん体が後ろに傾き、
_________ドサっ...
優しく畳に押し倒された。
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てい(プロフ) - 都さん» 鬼なのにちゃん付で呼ばれる土方殿それだけで可愛くてしょうがないですね(/_;)読んで頂きありがとうございます! (2020年9月30日 23時) (レス) id: 51fbc336c0 (このIDを非表示/違反報告)
都 - 面白かったです!いつもは土方さんって呼んでいるんですが(自分の中で)、今日からはトシちゃんって呼んでみようかなって思いました(笑) (2020年9月30日 17時) (レス) id: 89cdf63d52 (このIDを非表示/違反報告)
てい(プロフ) - 陽渚さん» ありがとうございます(;;) (2020年9月2日 3時) (レス) id: 51fbc336c0 (このIDを非表示/違反報告)
陽渚(プロフ) - すごく良きです! (2020年9月2日 0時) (レス) id: 0a67e21c60 (このIDを非表示/違反報告)
てい(プロフ) - 光華さん» 嬉しいお言葉のコメントありがとうございます(T^T) (2020年9月1日 7時) (レス) id: 51fbc336c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てい | 作成日時:2020年8月13日 16時