【完了】34話なんじゃね？ ページ35
貴方side
一日にこんなに屋上に行くのは俺くらいのものじゃないだろうか。
階段を上っては下り、下っては上り…。
言っちゃ悪いけどクソめんどくさい。
空き教室に呼び出せばいいものを、わざわざ屋上で、しかも呼び出した本人はクソ遅い。
少しずつ苛立っていく。
今日も空が青い。
「今日も…いい天気…だな…」
「いや、あんたきもいわね」
いや、お前タイミング。
苛立ちをなんとか抑えるために口に出したはいいものの、まさかその口に出した瞬間に来るとは。
「お前もってんなぁ〜」
「何がよ」
すごくお嬢様口調でお嬢様っぽい彼女だが、意外とツッコミはキレキレである。
あの鬼太〇をパクったような見た目のフォワードの彼もびっくりである。
「何言ってんのかさっぱりだし、あんたが本当に頭がおかしいのはよくわかったわ。」
「あー、いやね、頭はおかしくないけど、確かにあの場面見たら大抵の人はそう思うかもしれない。けど俺は声を大にして言いたい。あえて言いたい。俺は普通であると。」
「どうでもいいんだよそんなこと！無駄に文字数使いやがって！！！！！まきでお願いします！！！」
「尺的に必要かな、と。」
「もうやめろ！！！！！！尺とかいいから！！！もうやろう！！さっさと終わらそう！！！ね！！！」
そう言うと、彼女の背後からたくさんの男が登場した。
一人一人、なにかしらやばそうなのを手にしている。
その中には職員室で見た教師すらいた。
こんなことが黙認されてよいのか。
気まづそうに目をそらす先生。
きっとこんなことしたくないんだろう。
「土下座したら許してあげる。」
「でた！！！！！！」
あるあるじゃないか！！ありきたりすぎるやつだ！！！
言ってて恥ずかしくないのかお前ぇぇ！！！！！
聞いてるこっちが恥ずかしいぞなんかむずむずするわ！！！！
「ね、本当はやりたくないでしょ？せんせ」
「…仕方ないことだ」
「仕方ないって…ほんとは嫌なんでしょ？」
先生は視線を落として、俺を見ない。
少し間を置いて、すまないと言って先生は私から背を向けて立ち去った。
先生がいなくなると他の男もみんな背を向けて歩き出す。
「な、なによ、なんなのよ！」
「もうお前にはついていけねーんだって」
「…うるさい」
「小学生じゃないんだから、」
「あああああああああうるさい！！！！」
そこからあまり記憶はない。
ただ鋭い痛みと、
神童の「無事でいろ」の声だけ。
ああ、痛いなあ…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
神童のワカメ
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きんぐ(プロフ) - 南川マサ丸舞さん» はい！わかりました！わざわざコメありがとうございます(ﾉД`) (2013年5月6日 21時) (
レス) id: 3d8198513a (このIDを非表示/違反報告)
きんぐ(プロフ) - 続編の小説が消えました。すいませんです。また、新しい小説を考えております。その小説もよろしくお願いします。 (2013年4月9日 20時) (レス) id: 3d8198513a (このIDを非表示/違反報告)
猫村友衣歌(プロフ) - 幸福安心委員会好きです！ サボりん もウケましたｗ (2013年4月3日 20時) (レス) id: 6c9766218e (このIDを非表示/違反報告)
いるるん(プロフ) - ↓だっだっだっだっだっだっだっだっだだだ、大丈夫かぁああああああああ!! (2013年4月3日 20時) (レス) id: 4be41aa348 (このIDを非表示/違反報告)
いちゅ - ナ・ナンジャコリャー！↓↓ (2013年4月3日 20時) (レス) id: 8b3ba270dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きんぐ | 作成日時：2013年3月22日 17時
