【完了】15話なんじゃね？ ページ16
貴方side
「池沢？」
「ん？ああ、神童か。どうした？」
サッカー部員にとりあえず、ということで自己紹介をしてもらった。
ふわふわの髪の毛の人が神童拓人。
見た目からしてキャプテンである。
練習メニューも考えるんだそうだ。
さすがはキャプテンである。
「とりあえずこれから練習を始めてもらう。見たところ慣れているようだし、ポジションを把握してもいいか。」
「あー、基本オールラウンダーだけど。強いていえばフォワードかな。」
神童はなるほど、と手を顎に添えて考え込む。
そんな知的ポーズが似合う中二を俺は他に知らない。
さすがはキャプテンである。
「倉間！ちょっと来てくれ。」
一人の男子を呼びつけた。
これまた背の小さい男の子だ。
前髪で片方の目は隠れているが、一つしか見えない目でも十分にその気迫は伝わってくる。
俺はこの男の子を「鬼汰郎」と名ずけることにした。
若干の漢字の違いはもちろんお察しである。
「…行くぞ。」
「いや待ってどこに。」
普通に歩き始める鬼汰郎に戸惑いながらついていく。
こう、なんだろう。
小さいけど態度はでかい、みたいな。生意気、みたいな。
「おい、聞いてんのかッ！！」
「えーい。」
ぽい、と目玉のキーホルダーを鬼汰郎の頭に乗っける。
常にこういうグッズは持ち歩いている。
理由としては単純明快。俺が非常に可愛らしいと思うからだ。
こう見えても原宿系女子なのだドヤァ…。
「え、ちょ、ギャァァァァアアアア！！！」
叫んでその目玉を投げ捨てた。
いい気味である。
涙目で俺を睨む彼にキュンとしてしまったのは秘密だ。
またコイツも一等可愛い子であることも間違いではない。
「くっそ…」
「ごめんって。機嫌直せよ。んで、何するの？」
「技を身につけてもらう」
「意外と難題」
案外ハードルの高いことを要求されて困惑する。
さすがは名門。結構ハードである。
俺は引きつった笑みを浮かべた。
「マジか〜。ノーマルシュートとかじゃダメなの？」
「あんなシュートじゃ、他校には通用しないからな。」
「あぁ、そうなの…。えっと…倉間、だよね。下の名前は？」
「典人…だけど。」
「んじゃ典っちで。」
ハァッ？！と声を荒らげる彼にニッコリ笑って「ハイ決定ー！」と大声で言った。
何となく仲良くなれた気がした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
神童のワカメ
ラッキーカラー
あずきいろ
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きんぐ(プロフ) - 南川マサ丸舞さん» はい！わかりました！わざわざコメありがとうございます(ﾉД`) (2013年5月6日 21時) (
レス) id: 3d8198513a (このIDを非表示/違反報告)
きんぐ(プロフ) - 続編の小説が消えました。すいませんです。また、新しい小説を考えております。その小説もよろしくお願いします。 (2013年4月9日 20時) (レス) id: 3d8198513a (このIDを非表示/違反報告)
猫村友衣歌(プロフ) - 幸福安心委員会好きです！ サボりん もウケましたｗ (2013年4月3日 20時) (レス) id: 6c9766218e (このIDを非表示/違反報告)
いるるん(プロフ) - ↓だっだっだっだっだっだっだっだっだだだ、大丈夫かぁああああああああ!! (2013年4月3日 20時) (レス) id: 4be41aa348 (このIDを非表示/違反報告)
いちゅ - ナ・ナンジャコリャー！↓↓ (2013年4月3日 20時) (レス) id: 8b3ba270dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きんぐ | 作成日時：2013年3月22日 17時
