Mission_9 ページ9
「はぁ...つっかれた」
片付けを終え受付嬢専用の部屋を閉める
結んでいた髪を下ろし横に流しながら出口へと向かう
櫻「これから帰りですか？」
「...！」
櫻「お疲れ様です笑」
その時、丁度櫻井さんがゲートから出てきて
私を見つけた途端、笑顔で話しかけてくれた
「櫻井さん...！お疲れ様です＾＾」
櫻「こんな遅くまで残業ですか？」
横に並び、私の歩幅に合わせて歩いてくれる櫻井さん
こういうところがモテるんだろうなー...
「受付は来訪者がお帰りになるまでなので笑
櫻井さんこそこんな遅くまで？」
櫻「明日の営業に向けて資料を作ってたんですよ
気付いたらこんな時間に笑」
「そうなんですね...お疲れ様です＾＾
櫻井さんの方が年上なんですから
敬語じゃなくて大丈夫ですよ？」
櫻「そう？なら遠慮なく笑」
「あ、そうだ
今朝のお話の続き、聞かせて下さい」
“うちの部署で有名なんですよ？”
この言葉の意味が、どんなに考えても分からず
ひょいっと顔を覗き込むようにして聞いた
櫻「...！」
「...櫻井さん？」
櫻「...あぁいえ、何でもない笑
うちの部署で有名だって話？」
「そうですそうです！」
櫻「そりゃ有名にもなるよ
いつも笑顔だし、美人で仕事もできる
...そんな人がいたら誰でも気になると思わない？」
「えっと...それ、私のことですか？」
櫻「他に誰がいるの」
「あ...ありがとうございます//」
わざと頬を赤く染め視線を逸らすと
櫻井さんが微かに息を呑む音が聞こえた
櫻「...個人的には何だけどさ」
「...？はい」
櫻「髪、下ろしてる方が可愛いよ」
そう言って横に流している髪をすくうと
クイッと口角をあげて微笑んだ
「な...//」
櫻「じゃぁ俺、こっちだから
お疲れ様＾＾」
「え、あ、お疲れ様です...」
私から離れ手を振って去って行く櫻井さん
...もしかしてだけど
「あの人、女に慣れてる...？」
程よく低く、心地良い声で“可愛い”と言われ
思わずドキッとしてしまった
「今度は私がドキッとさせなきゃね...ふふ笑」
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?焼印(プロフ) - 櫻井さんの声脳内再生しながら見たら最高でした… (2022年2月7日 5時) (
レス) @page49 id: 190ff75bfd (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - 楪さん» 遅更新でほんとに申し訳ないです！！応援ありがとうございますm(_ _)m年末はたくさん更新できるよう頑張りますね^ ^ (2021年12月25日 12時) (レス) id: 53c2dd7b20 (このIDを非表示/違反報告)
楪 - 何度も催促するようにコメントしまってすみません・・いつもこの小説のおかげで仕事を頑張れてるので出来たら更新お願いします、！密かに応援してます・・！ (2021年12月22日 22時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - 楪さん» 中々更新できずすみませんm(__)mもう少し頻度上げられるよう頑張りますね！！ (2021年11月21日 12時) (レス) id: 12cbc774e4 (このIDを非表示/違反報告)
楪 - 更新ずっと待ってます(´;ω;｀) (2021年11月20日 22時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momoiro
| 作成日時：2021年5月1日 14時
