Mission_34 ページ34
***
「こちら入館カードになります
お帰りの際は返却をお願い致します
いってらっしゃいませ＾＾」
恭しく頭を下げ、来客を見送る
ようやく午前中の案内を全て終え、深く息を吐いた
女3「今日来客多いね...流石に疲れた」
「ほんとにね笑
昼休憩は休憩室で休もうかな...」
女3「一緒にランチいかないのー？
彼氏の話聞いてほしかったのに〜！」
「ごめんね？また今度聞かせて笑」
女3「はぁーい...」
同僚に断りをいれ、昼休憩に入った途端立ち上がる
財布とケータイだけを持って休憩室へ向かった
ポツポツと社員がいる中
私は端っこの椅子に腰を下ろし、机に俯せた
櫻井さんについてどうするか考えなきゃだし
健一さん、浩史のことも...
あと気になるのが、この間会った潤くん
「はぁ〜...」
とりあえず今日の仕事終わり、待ち伏せよう
告白させる、何か強いキッカケを作らないと...
櫻「...A」
「...！」
そう思いながら目を閉じたその時
聞きなれた声が聞こえたと同時に髪を撫でられた
顔をあげれば、正面の椅子に腰を下ろす櫻井さんの姿
櫻「珍しいね、ここにいるなんて」
「櫻井さん...」
櫻「何か疲れた顔してるけど...大丈夫？」
「今日はちょっと来客が多くて...
大したことないので大丈夫ですよ」
櫻「......」
櫻井さんは周りをグルリと見渡した後
身体を乗り出すと軽く触れるだけのキスをした
「んっ...」
櫻「...クス、ビックリした？笑」
「ちょ、こんなところで...！」
櫻「誰も見てないから大丈夫だよ笑」
「そういうことじゃなくてっ...」
まさか会社でされるとは思わず
周りの社員に聞こえないよう小声で訴える
櫻「ごめんごめん、ちょっと心配だったからさ
...今日、良ければ一緒に帰ろう
終わり次第連絡するから」
そう言ってふわりと微笑むと
最後にもう一度髪を撫でて休憩室を出て行った
「大胆になってきたなぁ...」
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?焼印(プロフ) - 櫻井さんの声脳内再生しながら見たら最高でした… (2022年2月7日 5時) (
レス) @page49 id: 190ff75bfd (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - 楪さん» 遅更新でほんとに申し訳ないです！！応援ありがとうございますm(_ _)m年末はたくさん更新できるよう頑張りますね^ ^ (2021年12月25日 12時) (レス) id: 53c2dd7b20 (このIDを非表示/違反報告)
楪 - 何度も催促するようにコメントしまってすみません・・いつもこの小説のおかげで仕事を頑張れてるので出来たら更新お願いします、！密かに応援してます・・！ (2021年12月22日 22時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - 楪さん» 中々更新できずすみませんm(__)mもう少し頻度上げられるよう頑張りますね！！ (2021年11月21日 12時) (レス) id: 12cbc774e4 (このIDを非表示/違反報告)
楪 - 更新ずっと待ってます(´;ω;｀) (2021年11月20日 22時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momoiro
| 作成日時：2021年5月1日 14時
