Mission_31 ページ31
「わ...もうこんな時間
私そろそろ帰るねっ」
櫻「え？」
しばらく抱きついていたAは
時計を見た途端、すんなりと離れた
櫻「...泊まってかないの？」
「まだ帰れる時間だしそこまで酔ってないから笑
櫻井さんはあの2人のこと見てあげて？」
呼び名もいつもの呼び方に戻り
さっきまでの甘々なAはどこにもいなかった
櫻「...なぁ」
「ん？」
櫻「俺ら、ってさ...」
神「孝宏ぉ〜...水...」
“俺らって、今どんな関係なの？”
そう聞きたかったのに、寝室から丁度神谷が出てきた
少しフラフラしているが意識はちゃんとしている
櫻「...はいよ。酔い醒めた感じ？」
神「うん、けど頭痛い...
あれ？A帰るの？」
荷物をまとめているAに気付き
悲しいと言わんばかりに眉を下げる
「まだ帰れる時間だからね
浩史はこのまま泊まっていくんでしょう？」
神「Aも泊まっていきなよ
こんな時間に女性1人で歩くなんて危ない
...あ、ありがと」
いやここ俺んちなんだけど...
と、心で突っ込みをいれながら神谷に水を渡す
「うーんでも...今日はやめとく笑」
神「...嫌だ。せっかく久しぶりに会えたのに」
櫻「...！」
神谷は水を飲み干した後、Aに抱きついた
...けれど、Aは引き剥がそうとはせず
「子供じゃないんだから...笑」
そう優しく笑って神谷の頭を撫でた
...その瞬間、俺の心の中で複雑な感情が渦巻く
神「...今度は連絡取れなくなったりしないよね？
それを約束してくれるなら今日は諦める」
「うん、もうしないよ...だから離して？」
神「......わかった」
渋々離れた神谷にニッコリ微笑むと
鞄を持って俺を見た
「お邪魔しました、また会社で＾＾」
櫻「...あぁ、気を付けて帰ってね」
「タクシーで帰るので大丈夫です＾＾」
やっぱり2人以外の時は敬語なのか...
そんなことを考えていると、Aは既にいなかった
神「あーあ...帰っちゃった
僕ももう一回寝ようかな...」
櫻「2人でベッド使いな、俺ソファーで寝る」
神「ありがと〜
...ねぇ孝宏、俺本気でAが好き」
櫻「......」
神「だから応援しててね」
神谷はそう言い残すと、リビングを出て行った
......応援、ね
櫻「...出来るわけないだろ」
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?焼印(プロフ) - 櫻井さんの声脳内再生しながら見たら最高でした… (2022年2月7日 5時) (
レス) @page49 id: 190ff75bfd (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - 楪さん» 遅更新でほんとに申し訳ないです！！応援ありがとうございますm(_ _)m年末はたくさん更新できるよう頑張りますね^ ^ (2021年12月25日 12時) (レス) id: 53c2dd7b20 (このIDを非表示/違反報告)
楪 - 何度も催促するようにコメントしまってすみません・・いつもこの小説のおかげで仕事を頑張れてるので出来たら更新お願いします、！密かに応援してます・・！ (2021年12月22日 22時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - 楪さん» 中々更新できずすみませんm(__)mもう少し頻度上げられるよう頑張りますね！！ (2021年11月21日 12時) (レス) id: 12cbc774e4 (このIDを非表示/違反報告)
楪 - 更新ずっと待ってます(´;ω;｀) (2021年11月20日 22時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momoiro
| 作成日時：2021年5月1日 14時
