Story_10 ページ10
***
あと少しで唇が触れそうなタイミングで
離れたところから浅沼さんの声が聞こえた
どうやらアフレコを再開するらしい
櫻「......」
「櫻井さん、戻りましょ
浅沼さんも呼んでくれてますし...ね?」
櫻「...あとちょっとだったのに」
「何がですか!
ていうかそもそもここでするのはおかしい!」
櫻「Aだって求めたじゃん」
「うっ...それは...」
浅「お2人共?いるんですか?
そろそろアフレコ始まりますよー」
今の会話が聞こえたのか浅沼さんが近づいてくる
けれど櫻井さんは退く様子もなくニヤリと笑った
櫻「ごめん、ちょっと事務所のことで話があってさ
すぐ行くから先戻ってて」
浅「そうなんですね、わかりました」
一瞬顔を出し浅沼さんに声をかけると
去って行ったのを確認して再び私に視線を向けた
櫻「...もういないよ」
「だ、だから何ですかっ」
櫻「求めたもう一回、できるってこと」
「んぅ...っ、ん......んん...!」
櫻井さんの膝が足の間に入ってきて
身動きも取れずキスに応えることしかできなかった
「は...ふ、っ......ん...」
櫻「っ...ん、とりあえず満足」
「...なら早く離れて下さい!//」
櫻「はいはい笑」
グッと肩を押すと素直に離れた櫻井さんは
小さく笑って先に歩いて行ってしまった
「っ〜...もう!//」
こんなところでするなんてありえない
それ以上に...求めた自分もありえない!
「二度と現場でしないって言ってやろ...」
戻ると既に全員準備が終わっていて
慌てて台本を手に取り座ると櫻井さんの目が合った
櫻「...クスッ」
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アルイ(プロフ) - 学園もの、アリだと思いますよ!私も小野大輔さん等の声優さんたちの学園ものを書こうと検討していたところなので、momoiroさんが書く学園ものがとても気になります!ぜひ書いてください! (2021年2月15日 21時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - Momoka_SayYouさん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました!なるほど…もしかしたら小話集として書くかもしれません…笑ありがとうございます♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 8997f8cc2d (このIDを非表示/違反報告)
Momoka_SayYou(プロフ) - 完結おめでとうございます!!お疲れ様です!!えちえちでやばかったです、、、交際後のお話も読みたいです、、、!!えちえちも少し混ぜつつな感じで、、、笑 (2021年2月7日 23時) (レス) id: 379952cc07 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - みらいさん» わー嬉しいですありがとうございます!更新頑張ります^ ^ (2021年2月2日 7時) (レス) id: 8997f8cc2d (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - すごく好きです〜!!これからも応援しています!!^^ (2021年1月31日 20時) (レス) id: 10735f3bf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:momoiro | 作成日時:2021年1月24日 7時