階段!?怪談!?会談!?ぶっちゃけなんでもいいんです ページ11
とある日の部活にて
「ちょっと待てーーーーーーっ!」
「待たねぇ!ごめん高橋!」
「田中の裏切り者ぉーーーーーーっ!」
同じ陸上部の田中にとあるめんどくさいことを頼まれた。
それは
「なんか陸上部の短距離の人達だけで学校で肝試しするらしいんだけど俺そういうの無理だから変わりに頼んだ。あ、先輩からOKきてるから☆」
である。
「だがしかしここで行かなければ先輩からの信頼が…!」
てなわけでいざいかん!と言ったはいいが、短距離の人達ちょっと怖いのよ、不良っぽくて。
だがしかし迷ったってどうしようもないじゃない!
なんぞ決心しツイッターで遺書を書き残しさぁレッツゴー!
※※※※※※
「きゃあいやぁぁー!」
うん。これけっこうこってるね!?お化け屋敷みたいに改造してるね!?天井からマネキン落ちてきたよ!?田中しめるよ!?
「もうやだぁ…。」
半泣きでその場にしゃがみこむ。なぜ一人ずつなの!
すると
「あれー?Aじゃん。何してるの?」
「真波……?なんでここに?」
「んー、寝てた。」
「はい!?」
「六時間目に寝たっきりだったんだ。」
ニコニコ笑ってる不思議ちゃんはてへと実にかわいらしい。
でも、今の私は人間に会えただけで良かったのだ。
「真波〜〜!」
ギューッと抱きつく。あぁ、人間の体温。
「え!?え!?え!?」
真波は突然のことに困惑していた。
「あのね、実は…」
と今までのことを話すと
「あー、お化け嫌いだったんだ?」
とすごく失礼なことを言うので殴っといた。
※※※※※※
「と、いう夢を見て遅刻しました……」
「A!現実でも俺に抱きついてよ!」
「ばーか」
殴っといた。
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blood - 世界観に引き込まれました、凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2015年7月28日 10時) (レス) id: adc7c2ea2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:童(○´∀`○) | 作成日時:2015年2月3日 20時