3.魔王サマに仕えます？【小説】

【魔王側】いきなり戦闘とか怖い ＿黒木燈 ページ7

皆！こんにちは！サリア・ガイルだよ！今、凄い面倒くさい事になっているんだ！

村人「悪魔をひっ捕らえろーっ！」

「今何故こうなっているか五文字以内で答えよう！」

「知るかボケ」

ー何故こうなったかは三十分前に遡るー

「何処かに村無いかなー…僕村潰したいんだけど…」
「小さな村ならあっちにあるぞ。」
「本当だ！よーし！大きな村有るか聞くついで、この村も潰すよー！」
「…了解」

え、今の間何、呆れたの？呆れ無いでよー…

「村人さん！ここら辺に大きな村無いか、教えて！」
村人「いいですとも！お嬢さんは獣人だね。お兄ちゃんは何の種族だい？」

僕達に村が潰されると思ってもいないんだろうなぁ〜

「悪魔だ。」
村人「ん？悪魔？」
「あぁ、悪魔だ。」
村人「悪魔だぁぁぁ！悪魔がいるぞおぉぉぉぉぉぉぉ！！」

「「え」」

村人Ｂ「悪魔だと！？」
村人Ｃ「悪魔撲滅すべし！撲滅すべし！」

え、待って、待って、何？何？何か怖いよ！争い、良く無い！

「サリア！争い嫌なら逃げるぞ！」
「あ、うん！」

ーそして冒頭に至るー

「ねー、どーする？」
「どうもこうも、元々潰そうと思ってたんだから、潰すっきゃ無いだろ。」
「そうだよねー…」

槍あるし、一突きやっちゃうかー！

「えいっ」
村人「ぐぁっ！」
「後はコイツをグールにして…」
村人(グール)「が…がぁぁぁ！」
村人達「うわぁぁぁ！」

キャッ、グローイ(棒)

ー数十分後ー
「…全員力尽きたか？」
「だと思うよー！」
「じゃあ、燃やすか。」
「ヨロシク！」
「ティンダー」

火、付けるだけでもめっちゃ強いよね。

ー数十分後ー
「焼け野原だねー。」
「…そうだな。……大きな村何処に有るか聞けて無いけどな。」

あ。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！終わったぁぁぁぁぁ！」
「うるさい！」

また探すかぁ……

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