祭りだぜいえい? ページ30
「グレイ!」
「何……ん」
Aはグレイに半ば無理やり狐のお面を着ける。
「うん、似合う似合う」
「そう?……そう」
Aがガッツポーズをすると、グレイは満更でもなさそうに仮面を手に取る。
「狐……」
メキッと狐のお面にひびが入る。Aがちょっと!?とツッコミをいれた。
「割れてる割れてる握力半端ないね!?」
「あ、ごめん…紫苑思い出したら、咄嗟に」
いや怖いよ。
最近Aがツッコミになりつつある今日このごろ。
これ以上紫苑丸(勝手に名付けた)を壊すのはヤバい、と取り上げる。
「お面は私がもらうよ!」
「え……わかった。A、あれ何」
お面を付けたAの浴衣の袖を、くいっと引っ張るグレイ。
傍から見たら高校生男子と中学生女子のピュアピュアカップルに見えるのかもねー、グレイは10歳だけど。小学生だけど。
「わたあめ、ね。いいよ、おじさーん」
「らっしゃい嬢ちゃん!お、カップルかい?いいねえ」
やっぱりか。
半ばあきれ顔で綿あめを一つ頼む。
「ん、あげるよ」
「あり、がと…」
おや、顔が赤いぞグレイくん。
え、ナニコレ。
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モモハ(プロフ) - シャロさん» 覚えてるよ!ちょっとボード行こう。 (2018年2月25日 17時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - やぁやぁ。お久し〜覚えてる?笑 (2018年2月25日 17時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - 美桜さん» そうですね、あくまでこれフィクションなので(笑)憑かれる人は憑かれると思うので、ホントそれはお気をつけて!今後も頑張ります(´ω`*) (2018年2月25日 15時) (レス) id: dd38aab961 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 「こっく○さん」は本当に存在します、中学の頃学校沙汰でお祓いを受けました。呪われた友人も除霊を受けました。読者の皆様本当にしないでくださいね!と変なメッセージすみません。それを踏まえて今後の作品も頑張ってくださいね^^ (2018年2月25日 10時) (レス) id: 948a3de26c (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - モモハさん» ありがとうございます!笑 (2017年10月6日 19時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
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