花本「…は？」 ページ34
ひとまずみんなをリビングに案内した。
ダイニングテーブルの椅子に座らせ、麦茶を用意しようとすると、オレがやる、と一真先輩が引き受けてくれる。
「え、でも」
私の戸惑う声に、花本さんが気だるげに口を開いた。
「アンタ今風邪引いてんでしょー？私たちにまで移ったらどうしてくれんのよ」
あ、そういえばそうだった。
私は花本さんの向かいに座る。
ツンとしたままこちらを向こうとしない花本さんを見て、日向くんがにっと笑った。
「ツンデレなの？『風邪引いてんだから休め』っていえばいいのに」
「うっさい！……はぁ、日向くんがこんな小悪魔だとは思いもしなかったわよ」
ツンデレかー。そして日向くんの本性に気づいたのね。
私は片腕を上げて見せる。
「でもでも、もう治ったと思う。ありがと！」
「……じゃあ僕、Aの部屋行きたいなー」
……は。
ダメに決まってんでしょ、と言おうとしたとき、オレも、と目の前に麦茶が置かれた。
「オレも、入ってみたいなー、なんて…」
「お、俺も」
いやいやいや。
ここで花本さんのトドメの一言。
「私が来てやったのに入れないんだ？」
「喜んで」
心の中で日向くんの思い通りに事が運んでいることを嘆く私。
階段を上る最中に、晴くんが言う。
「やっぱり女子って怖ぇな……元トップ２は特に」
ガチャ、と部屋のドアを開けようとした私の動作が、ピタッと止まった。
元、トップ２？
「ねぇ、それってどういうこｔ」
「わーい！Aの部屋だー！」
っておおおおおい！！
私たちは部屋へ入った。
……元って何。
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モモハ(プロフ) - 月兎。さん» ありがとうございます！頑張りますo(｀ω´ )o (2018年4月7日 10時) (
レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
月兎。(プロフ) - まずこんなに連載が続くのが羨ましいです…笑。なかなか続かなくて苦戦して、短編に逃げているので…。コメントありがとうございました！文才めっちゃありますね！これからも頑張ってください！ (2018年4月7日 10時) (レス) id: 62fe788d65 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ルナ@万鬼伏蔵さん» ぐぐれば出てきますよ。かわいい女の子が作れます！ (2017年8月29日 19時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ@万鬼伏蔵(プロフ) - モモハさん» きゃらふと？ (2017年8月29日 19時) (レス) id: d77ba9c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ルナ@万鬼伏蔵さん» はい！他にもアバター作成サイトはたくさんあるので、試してみてくださいねー！(最近はきゃらふとがおすすめ) (2017年8月29日 19時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
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