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狛犬さんと狼もどき3 ページ36

商人「本当にごめんなさい!賊の一味かと思って…その」

オリ「こんなにすぐ捕まってよく生き延びたな」

カロ「ドーカンだ」

矢を放った者の正体は、たまたまこの村に滞在していた若い男商人だった。

全体的にひょろひょろした、細身の長身で、その出で立ちはもやしを連想させる。

商人「僕はアグネと申しますっ、あの、それでですね…これっ!」

オリ「お?」

カロ「ん?なにこの変な刀」

アグネが差し出したのはこの国ではめったに見られないような刀だった。アグネが得意げに話し始める。

アグネ「これはですねぇ、遠くにある日本という国から輸入された刀でして。切れ味抜群!峰を使え
  ば敵を殺さず痛めつけることもできますし。珍しすぎて、誰も買ってくれないんですけど
  ね…」

オリは手渡された刀を見た後、ぎろっとアグネをにらみつける。

オリ「で?俺に買えと?」

カロ「困ったなぁ、お金ないんだよ。あ、キソムの実はどうだ?」

アグネはぶんぶんと必死に首を横に振り、否定をする。

アグネ「お代は要りません!引き取って下されば、幸いです」

その時、

子「うわあああああ!!」

オリ「しまった!あっちに賊が残ってやがった!」

カロ「…今の声、ノルだ」

オリは日本刀を手に、カロと声がした方向へ駆けていった。

アグネ「あ、あ、置いてかないでくださいよ〜!」

…アグネも。

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設定タグ:暁のヨナ , 四龍 , 獣人   
作品ジャンル:アニメ
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モモハ(プロフ) - はい!ありがとうございます!コメ欄でニヤニヤしてます!モフモフシンア了解しました! (2017年4月6日 23時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
塊葉(プロフ) - ニヤニヤしながら見させてもらっています!オチはモフモフシンアでお願いします! (2017年4月6日 23時) (レス) id: 5406e628f6 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - あ、あ、あ、ありがとうございます!!フニャフニャな作品ではありますがこれからもよろしくお願いします!了解です! (2017年4月6日 0時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
祢々子(プロフ) - 更新頑張ってください。シンア落ちでお願いします! (2017年4月6日 0時) (レス) id: 5406e628f6 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ありがとうございます!わかりました! (2017年4月5日 22時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モモハ | 作者ホームページ:( *`ω´)  
作成日時:2017年3月6日 18時

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