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『 あれ? 』
次の日の朝、昨日も一緒に寝たはずの兄が横にいなかった。
もう目覚めたのかな?いや、寝起きの悪い兄に限って私より早く起きることはありえない。
連絡してみようと思い携帯を見ると
【 今日朝から仕事なの言い忘れてた!先出てってごめん! 】
との通知があった。いつも朝早い仕事の時は私に起こしてと頼む兄なのだけど、今日は自分で起きたんだ。
若干の違和感はあるけど元気そうだからいいか。
今日は休日だし、撮影があると言うから支度をしてオフィスへ行く。
『 おはようございま〜す 』
ふく「 Aちゃんおはよ〜 」
『 まだ福良さんだけですか? 』
ふく「 そうなんだよ。あ、伊沢大丈夫だった? 」
『 なんかよくわかんないけど大丈夫だと思います笑 』
ふく「 Aちゃんに彼氏が出来ただけであんな落ち込むとはね〜 」
『 ですよね…ってなんで知ってるんですか?! 』
ふく「 昨日2人が帰ったあと須貝さんから聞いた 」
『 えぇ?! 』
すが「 おはよ〜 」
『 ちょっと!須貝さん!なんでみなさんに言っちゃってるんですか?! 』
すが「 だって、仕事仲間じゃん? 」
『 それはそうなんですけど… 』
かわ「 そんなに僕らに隠したかったですか? 」
『 か、河村さん!そう言う訳じゃなくて、 』
やま「 昨日こうちゃんとの話僕だけわからなくて寂しかったんだからね! 」
『 山本さん、笑 すみませんでした。 』
こう「 恥ずかしかったんでしょ?Aちゃん 」
『 そうです!それです! 』
すが「 えぇ〜俺隠すのやだもん 」
『 みなさんだけなら、もう大丈夫です。笑 』
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作者名:さくもち | 作成日時:2021年2月24日 10時