第百三十一話 ページ41
扉の向こうから出てきたのは私が想像していた人物ではなく
右目に眼帯をした、私たちと同い年くらいの女の子だった
「六道骸じゃ…ない？！」
(た、確かに…べ、別人です…けど)
あの特徴的な髪形といい
持っている三叉槍といい
笑い方といい格好や行動は彼に寄せているようです
親戚の方…とか？
いや、親族全員があの髪形をしているわけではないですよね…
「霧の守護者って…この娘って、六道骸じゃ…ない…？」
「騙されないでください！！そいつは骸です！！」
体育館に獄寺さんの声が響く
「骸が憑依していやがるんです！！
目的のためなら手段を選らばねぇ！！
あいつはそういう男です！！」
(憑依？目的？)
な、何の話しですか？
彼すっごいキレてますけど…
気になって近くにいたリボーンさんに耳打ちする
『あ、あの…ご、獄寺さんは一体何のことを…？』
「そうか、お前はあの後すぐ気を失ってたな」
『ろ、六道さんは雲雀さんに倒されたのではないんですか…？』
私の記憶は彼らが戦っているとこで終わってます
目を覚ました後、普通に雲雀さんが元気そうだったのでてっきりそうだと思っていたのですが…
「ちげーぞ
六道骸はあのあと憑依弾といって他人に憑依する弾を撃ち、他の奴らの体に憑依してたんだ
お前も意識を取り戻したとき身に覚えのない筋肉痛に襲われたはずだぞ」
『た、確かに…ありました』
というかそんなとんでもない弾がこの世に存在していいんですか…
「まあその後ツナが超死ぬ気モードになってぶっとばして
あいつらは復讐者の牢獄にぶちこまれたんだがな」
『そ、そんなことが…』
(超死ぬ気…あれですかね、雷の争奪戦のときのやつですかね)
しかし憑依されていたとはいえ沢田さんに攻撃してしまうなんて…
うぅ、申し訳なさすぎます…！！
「信じてもらえないのね」
クローム髑髏さんは少しだけ眉を下げそう言った
「ったりめーだ！！十代目！！あの武器を見てください！！
それに眼帯で怪しい目を隠してる！！」
彼女を睨みつける獄寺さん
(今のリボーンさんの話を聞くと彼女を疑う気持ちもよくわかります、けど…)
けど、他に戦えそうな人もいないですし…
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るるぶ(プロフ) - まおさん» ご指摘ありがとうございます。気づくのが大変遅くなり申し訳ございませんm(._.)m (8月18日 23時) (
レス) id: 63f24df033 (このIDを非表示/違反報告)
まお - 百二十二話がないですよ (6月29日 17時) (レス) id: afad3f7130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるぶ | 作成日時：2022年1月3日 0時
