第１５０話 ページ7
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閉じたはずの瞼を開く
(こ、こは…校庭…？)
夜の校庭に私は一人立っていた
目の前には煙が広がっている
いやこれは土埃…？
近付くと夢の中だというのにせき込んでしまう
なのに何故か私は勝手に前に進んでいく
朧げな煙の中からくぐもった音が聞こえてくる
(…銃声…？それに、戦闘音も…、…！)
もやが途端に晴れる
そこにいたのは雲雀さん…
とXANXUSさん
(？！なぜ、なぜ…この二人が戦うのですか…？)
訳のわからない光景を目の当たりにしてしまい私はその場に立ち尽くす
突然、雲雀さんが膝をつく
それと同時に再び校庭は土埃と煙に包まれる
爆発音と機械の駆動音が鳴り止まない
(な、なんですかこれ…！本当にこれは、夢…？)
それにしてはあまりにもリアルな景色と音
混乱する私に向かって何かが飛んでくる
モスカと呼ばれたあのロボットだ
(っ…これは夢です…！だから大丈夫…！！)
逃げようとしない私にモスカは突っ込む
機体が私にぶつかる
その寸前
モスカの機体が半分に割れた
(ぁ、れ…？)
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『ぅ…』
頭上で鳴り響く目覚まし時計の音
騒音の根源であるそれを、目を閉じたまま腕を動かして探す
『──いたっ！！』
おでこに冷たい何かがぶつかり、ようやく目を開く
『うぅ…時計の置き場所変えましょうかね…』
ひりひりと痛む額をさすりながらベットから降りる
『…』
(また、変な夢…)
もしかしてまだ幻覚汚染にかかったままなんでしょうか…
やっぱり昨日ディーノさんに診てもらえばよかったです
…それにしても訳のわからない夢ですね
雲雀さんはなぜかXANXUSさんと戦っていますし
モスカは暴れまわりますし
最後には私の方に突っ込んできましたからね？！
『…そういえば、最後って…』
夢の内容を頑張って思い出そうとする
確か…モスカが私とぶつかりそうになった時…
『うーん…』
ダメです…思い出せません…
あれが割れたことは覚えているのですがそれ以降が…
何かとても重要なシーンだったと思うんですけど…
(あっ、そうだ…今日どうしましょう…)
時計に映し出された時間は午前六時過ぎ
『…』
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るるぶ(プロフ) - yuiさん» yuiさんコメントありがとうございます！励みになります！！更新は不定期な上に超遅くて申し訳ないのですが、待っていただけると嬉しいです。これからも本作品をよろしくお願いします＾＾ (3月25日 12時) (
レス) id: 63f24df033 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - おもしろい！続きが気になる！ (3月25日 2時) (レス) @page37 id: a5bc97457e (このIDを非表示/違反報告)
るるぶ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさんコメントありがとうございます！！稚拙な文章ですが楽しんで頂けて何よりです！これからもちまちまたらたら更新で申し訳ないのですが、気長に待っていただけると幸いです＾＾ (2月25日 1時) (レス) id: 63f24df033 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続きが気になります！ (2月15日 13時) (レス) id: e62345f358 (このIDを非表示/違反報告)
るるぶ(プロフ) - 優波さん» うおおお！！優波さん嬉しいコメントありがとうございます！今月はテスト期間でめちゃくちゃ忙しいので更新は来月になってしまいますが、気長に待ってくれると幸いです〜！！ (1月14日 12時) (レス) id: 63f24df033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるぶ | 作成日時：2023年3月24日 18時
