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それから彼とは本当にたまに
会話を一言二言交わすようになった。
｢体調どう？｣とか、
｢バイト忙しいんでしょ？｣とか。
私が学校に内緒でバイトしていることは、
私を脅して金をぼったくってるあいつから
聞いたらしい。
金をもらってる、ことは
あいつは言ってないみたいだけど。
だからきっと、彼なりに
心配してくれてるんだと思う。
クラスの中で浮いている私にも
周りの目を気にせずに
声をかけてくれることがありがたかった。
｢ねぇ、宿題みせて〜｣
｢え...｣
なんて普通の高校生らしいやりとりもした。
周りの冷ややかな視線は
お互いに気づいていた。
でも私はこの月に１回あるかないかの
幸せな時間を手放したくなかった。
彼と話している数分だけが
学校に来ている理由だった。
だから気づかなかった。
私を取り巻く環境の変化に。
彼との糸がちぎれかけていることに。
｢太輔、宿題みせてよ｣
｢やだよ｣
10分休みの間にロッカーに
数学の教科書を取りに行った帰り。
｢どうせ太輔も古川の
写してるだけのくせにケチだなぁ｣
そんな言葉が聞こえて教室の中に
入るのをためらう。
｢写してません〜｣
｢嘘つけ。
じゃあ古川の秘密教えてやるからさ｣
そこから先は聞こえなかった。
耳打ちでもしてたのだろうか。
いたたまれなくなってその場から
逃げ出した。
�爐个鵑叩�！��
後ろから机を思い切り叩く音がした。
思わず振り返ったら開けっぱなしの
教室のドアの先にいる彼と目が合った気がした。
その目が私を憐れむような
批判するような今までに
見たことのない色をともしていた。
�爐佞兇韻鵑覆叩�！��
その声に何かが崩れ落ちる音がした。
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くろみ(プロフ) - 続き楽しみに待っています！ (2019年11月9日 17時) (
レス) id: 868825202b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ナナしさん» 嬉しいです(><)亀更新ですがこれからもよろしくお願いします( ..)" (2019年1月3日 23時) (レス) id: 1d4723c537 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - 続きが待ち遠しいです☆★ (2019年1月3日 9時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2018年11月23日 16時
