6. (now) ページ7
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｢高校ん時ごめんな？｣
しばらくお酒を飲んだり
食事をとったりしていると
いきなり放たれた言葉に身体中が凍った。
口の中のお肉を無理やり飲み込む。
｢あのときさぁ、ほんとに金なくて
困ってたんだよ｣
一切悪びれもなく言うものだから
何を言っているのか分からなくなる。
｢古川バイトしてたから羨ましくてさ
ちょっと借りるだけのつもりだったんだ｣
まだ忘れてなんかいない。
忘れられるわけない。
あの下品な笑顔。
｢だから、ごめんな｣
金色に輝く髪を全部
ひきちぎってやりたくなった。
｢でもほんと綺麗になったよなぁー｣
シャンパンをぐいっと飲んで
舌を出す。
私の頭の中は嫌悪感でいっぱいだった。
｢なぁ、俺と付き合わない？｣
｢はい？｣
間抜けな声がもれる。
｢いやー高校ん時は若気の至りってことで！！
俺、古川に惚れちゃった。
あの頃のこと忘れてやるからさ｣
殴りたくて仕方なかった。
いや、殴ったくらいじゃ済まない。
こいつは何回私を怒らせれば
気が済むんだろう。
新しく受け取った酒を一気に飲み干す。
｢ん...？｣
...やられた。
高ぶりすぎて確認してなかったけど
これシャンパンじゃん。
カクテルって言ったのに。
｢あーごめん間違えちゃった｣
やっぱり反省の色の
微塵も見えないこいつが
私の精神を壊していって
叫びそうになる。
でもその時、ドアが開いて
今日のお目当てが入ってきた。
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くろみ(プロフ) - 続き楽しみに待っています！ (2019年11月9日 17時) (
レス) id: 868825202b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ナナしさん» 嬉しいです(><)亀更新ですがこれからもよろしくお願いします( ..)" (2019年1月3日 23時) (レス) id: 1d4723c537 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - 続きが待ち遠しいです☆★ (2019年1月3日 9時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2018年11月23日 16時
