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ソファから降り、寝室に入っていく先輩を
私はじっと見つめていた。
どうしたんだろう私。
酔ってるのかな...。
今までこんなふうに、離れたくないなんて
わがまま言うことなんてなかったのに。
ソファの横に置かれたハンドバッグを見つめた。
そこには彼の名刺が入っている。
今日の彼の態度にもやっとして、
後れ毛を弄んで先輩を待つ。
「(名前？)
ちっちゃい絆創膏しかなかったんだけど
大丈夫かな？」
「あ、うん。ありがとうございます」
私と向かい合うように地面に座った先輩は
私の左足を持ち上げて、
丁寧に絆創膏を貼ってくれた。
「お風呂入れてきますね。
早く脱がないとドレスシワになっちゃいそうだし」
足を伸ばしてゆっくり立ち上がろうとすると、
肩を押されてソファにもう一度座らされる。
「足痛いんだから、動かないでいいよ。
俺がやるから」
ジャケットを脱ぎながら
廊下に行ってしまった先輩。
何だかいつもより優しくて
調子が狂ってしまいそうだ。
「久しぶりに一緒にお風呂入ろうか」
戻ってきた先輩は私の隣に座って
手を握ってくる。
その言葉に返事はせず、
代わりにギューッと手を握り返した。
先輩は目を細めて楽しそうに笑った。
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くろみ(プロフ) - 続き楽しみに待っています！ (2019年11月9日 17時) (
レス) id: 868825202b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ナナしさん» 嬉しいです(><)亀更新ですがこれからもよろしくお願いします( ..)" (2019年1月3日 23時) (レス) id: 1d4723c537 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - 続きが待ち遠しいです☆★ (2019年1月3日 9時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2018年11月23日 16時
