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手持ち無沙汰になって飲み物でも
取りに行こうかと少し先にある、
バーカウンターへと向かう。
｢おひとりですか？｣
｢え。あ、はい｣
カウンターでお酒を待っていると、
後ろから声をかけられる。
私よりも少し年上そうな男の人。
シャンパンを片手に微笑んでいる。
｢ご一緒してもいいです？｣
その声に周りを少し見回して
先輩を探すが、帰ってきそうにないので
小さく頷いた。
さらりと名刺を渡され、
自己紹介される。
本社の支店に務めているという夏目さん。
彼の勤務地だと心の中で思う。
柔らかい雰囲気で話しやすいな、
という第一印象。
しばらく2人でお酒を飲んだり、
軽く食事をとっていると、
｢古川さん｣
聞きなれた声に心臓が跳ねる。
｢藤ヶ谷さん...｣
｢支社長、お疲れ様です｣
｢夏目さん。お忙しい中
お越しいただきありがとうございます｣
穏やかな雰囲気で会話する2人。
私はじっと彼を見つける。
｢すみません、夏目さん。
彼女お借りしてもいいですか？｣
｢あ、どうぞ。じゃあまた｣
夏目さんはぺこりと一礼して
この場を去っていった。
｢どう？楽しんでる？｣
さっきとは打って代わり、
砕けた口調で話しかけてくる彼。
｢はい。すごく｣
営業用の笑顔をわざとらしく
貼り付けて、彼を見る。
｢ふふ。別にいいよ敬語とか堅苦しいし｣
誰も聞いてないしって、
耳元で囁かれる。
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くろみ(プロフ) - 続き楽しみに待っています！ (2019年11月9日 17時) (
レス) id: 868825202b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ナナしさん» 嬉しいです(><)亀更新ですがこれからもよろしくお願いします( ..)" (2019年1月3日 23時) (レス) id: 1d4723c537 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - 続きが待ち遠しいです☆★ (2019年1月3日 9時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2018年11月23日 16時
