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「おはよーって、みつだ」
「え、みつ早くなーい?」
ドアの開く音がして
うるさい弟達が入ってくる。
ほんと朝から元気だな。
「みつどうしたの、彼女でも出来た?」
なんだよ、みんなして、
なんて思いながら
否定するのも面倒くさくて
目を瞑る。
「彼女だっ、彼女ー!」
「ねえみつー、詳しく聞かせてよー」
肩をゆするニカ千コンビ。
うっとおしくて
軽く手であしらうと
隣に座っていた玉が
くくっと笑った。
「あ!!さては玉森何か知ってるだろ」
「教えろ玉!!」
すっかり2人の興味は
玉の方へ。
「うるっさいな。
トイレ行ってくるー」
そう立ち上がった玉に
わちゃわちゃと2人もついていく。
やっと静かな空間になった。
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作者名:そら | 作成日時:2017年9月3日 15時