【忍たま】楽器少女は天女になりました。 (ページ26)

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二十三話ページ26

「こんなに時間がたってるのに体育委員会しか渡せてないって、これ一日で終わらんだろ…」

もう体育委員会と別れて十分過ぎたし…

って、前にいるのは食満さん、潮江さん、立花さんではないか！

「食満さん、潮江さん、立花さーん」

「なんだ！」

食満さんと潮江さんは、物騒な物を構えた。
なにその武器、怖っ。

「別に喧嘩売りにきた訳じゃないですから、これ渡しに来ただけですから、それしまいましょう？！」

そして、私は書類を渡す。

「あ、何委員会ですか？」

私がそう聞くと、食満さんが用具委員会、潮江さんが会計委員会、立花さんが作法委員会で、全員委員長だった。

「どうぞ、これ委員長達に配ってるんです。」

これで一気に三つの委員会に渡せたから、残る委員会は…五つか。

…ついでに案内してもらおうかな。

「あの、もし暇でしたら学園案内してもらえませんか？このままのペースでいくと絶対に終わらない気がして」

「どうする？」

「いいんじゃない？やることないし。」

「ありがとうございます。」

「俺はごめんだ、鍛練がまだだった。」

鍛練？なんだそれ。
ま、いっか。

「じゃあ行きましょうか、食満さん、立花さん。」

「あぁ」

「あと、何委員会が残ってるんだ？」

「えぇーっと、保健、図書、火薬、生物、学級委員長ですね。」

「じゃあ、火薬倉庫と飼育小屋に行ってみるか。」

「火薬倉庫と飼育小屋…」

いや待って、この学園ほんと広すぎだわ。
倉庫第二段でてきたよ…

「じゃあ行きましょ、案内お願いします。」

「あぁ、まずは火薬倉庫だな」

案内人もゲットしたし、これで安心だね。