四十九話 ページ9
有栖川side
みなさんごきげんよう。有栖川Aです。
今私は、最近気になっている煉獄杏寿郎さんに告白をされ接吻されそうになっています。
心臓が口から出そうなくらいドキドキしています。
煉「照れているのか?可愛いなぁ…」
頬に口付ける煉獄くん。
煉「なぁ…」
有『は…はひ…』
煉「Aの最近気になっている奴は誰だ?教えてくれ…」
有『…そ、それは…』
い、今の状態の煉獄くんに『貴方です。』なんて言ったら私確実に襲われちゃうよ!
何だか最近煉獄くんを見ると心臓が苦しくなってドキドキして…いつも目で追っちゃうし…ずっとそばにいて欲しいとか思っちゃうこともあるけど!
煉「なぁ…教えてくれないか?」
もう私の頭の中はパニック状態。
そんな事は露知らずに煉獄くんはくつくつと笑い愛おしいものを見るような目で私を見下ろす。
それを見ていられなくて目を瞑る。
すると、耳にぬるりと生温かい感触が走り身体が跳ね上がった。
有『お…教えるからやめて!』
煉「…誰だ?」
有『…貴方よ…』
煉「は?」
有『さ、最近私が気になっている人は煉獄くんなの!聞いて煉g「本当か!?嘘じゃないよな!A!」
煉「夢なら醒めないでくれ!」
太陽のような笑顔をしながら庭でバク転を繰り返す煉獄くん。
煉「気になっているという事はAも俺のことが好きということでいいんだよな!?」
有『あ、そ、そのことなんだけど…』
煉「何だ…」
一気に声のトーンが低くなる。
こ、怖い…
煉「君の言いたいことを当ててやろうか?こんな気持ち初めてでこれが恋なのかよくわからない。勇気を出して告白してくれた煉獄くんに悪いからこの気持ちをはっきりさせてから返事をするから少し待って欲しい。だろ?」
図星だ!
有『う、うん!そういう事だから少しだけ待ってくれないかなぁなんて…』
私がビクビクしながらそう言うと煉獄くんから力強く抱きしめられた。
煉「一週間だ。」
有『はえ?』
煉「君の気持ちを大切にしたい。だから一週間だけまつ。それまでに気持ちを整理しておけ。もし…一週間経っても返事をしなかったら…」
有『し、しなかったら?』
煉「無理矢理君を懐に入れる。」
こっ怖い!!
有『分かりました。』
煉「分かってくれたならよかった!おやすみ!」
その後私は布団に入ったけど寝付けなかった。
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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます! (2021年6月5日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです!合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を!! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね!IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます!コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!明日更新頑張ります! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2021年5月4日 13時