八十五話 ページ44
有栖川side
有『はっ!』
勢いよく目を覚ました私が、1番初めに耳にしたのが子鳥のさえずり。
有『…今何時!?』
煉「朝の5時だ!おはよう!」
有『え?私…丸一日寝てたの?』
歴代最年長記録!
有『れ、煉獄くんも今起きたの?』
煉「俺は、昨日の夕方に起きたぞ!早速だが、朝の接吻をしていいだろうか!」
煉獄くんの大きな手が私の頬を包んだかと思うと私と煉獄くんの唇はピタリと重なった。
私!まだ同意してないけどー!?
煉獄くんは、私の唇を堪能するように舐めると満足そうに唇を離した。
煉「うむ!美味い!」
接吻って美味しいの?初めて聞いたんだけど!
そ、そう言われてみれば何となく甘かったような気がしなくもない…けど。
煉「千寿郎が作ったお弁当を食べよう。お腹が空いただろう?…A?」
有『…うーん…やっぱり気のせいかな…接吻が甘いなんてこと普通ないし…』
煉「A?何か考え事か?」
腕を捕まれやっと私が、我に返ると煉獄くんは、少し驚いたあといつもの笑顔に戻った。
煉「ふふ…聞いていなかっだろう?千寿郎がお弁当を作ったんだ。一緒に食べよう。」
有『えっと…弟さん?』
千寿郎くん…で合ってるのかな。
煉「うむ!弟だ!」
弟さんが居たのね…。
煉獄くんは私を、近くのテーブルまで抱き抱えると置いてあった大きなお弁当箱をあける。
有『わー凄い!弟さんお料理上手なんだね!でもこんなに大変だったと思う…今度お礼しなきゃだね!』
煉「うむ!千寿郎もAに会いたいと言っていた!」
有『そっかあ…嬉しいなぁ。さっ!早く頂こうよ!』
2人は、いただきますと手を合わせ少し早めの朝食を堪能したのだった。
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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます! (2021年6月5日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです!合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を!! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね!IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます!コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!明日更新頑張ります! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2021年5月4日 13時