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八十一話 ページ40

煉獄side



煉「合同強化訓練?」




悲「時透達の任務以来、鬼の出現がピタリとやんだのだ。これは大きな戦いが近づいているに違いない…だから今、痣を出すのも兼ねて柱より下の隊士達の強化訓練を行おうと思う。」




そうなのか…長期間眠りについていたが故に今、鬼殺隊がどんな状態なのかを把握出来ていないのが正直な話だ。





悲「強制ではないが出来るだけ参加してもらいたい…南無…煉獄とAはまだ目覚めたばかりで大変だろうから無理にとは言わないが。」





悲鳴嶼さんに気を使わせてしまった…不甲斐なし!




有『私はやらせて頂きます!体力回復も兼ねて!』




煉「俺もやります!」




Aがやると言うのにやらない訳が無いだろう!




悲「そうか…ありがとう。」




すると甘露寺が手を挙げて「私もやります!」
と立候補した。




伊黒も甘露寺がやるならと参加することに。





結果、胡蝶を除いた柱でやることに決定した。





それぞれの役割分担を決めている時、甘露寺がこんな提案をしてきた。




甘「Aちゃんと煉獄さんと2人1組でしたらどうかしら。」





有『…え。』





甘「体力がまだ完全じゃないなら2人でやればいいじゃない〜2人とも恋人同士なんだし!」




有『…全然理屈になってない…蜜璃ちゃん。』




…何故そんなに嫌そうな顔をするんだ?





甘「もし、Aちゃんが前みたいに不安定になっても心配ないわ!」




有『…そ、それは一理あるけど!精神安定剤を飲めば「精神安定剤は劇薬なのであまり使いたくないんですよ。とくにAさんには!」





ナイスだ胡蝶!






甘「Aちゃんは凄く美人さんだから思いを寄せる隊士達もいると思うの。中にはAちゃんを好きすぎてキケンな事をしてくる人もいるかもしれないわ!」



危険なこと?Aを無理やり襲ったりか?



煉「それだけはダメだ!Aは俺のものだ!誰にも渡さない。」


俺の異常な執着心に甘露寺以外の柱は驚き呆れている。


有『嫌です!』


割と本気で焦るAに傷ついた俺は悲鳴嶼さんに多数決を取ってもらうことにした。



悲「…煉獄とA一緒に合同訓練をやるに賛成の者…挙手。」


「「「「「「はーい」」」」」」


不死川以外の全員が手を挙げたことによりこの話は可決!


煉「よろしくな!A!」



産屋敷にAの悲鳴が響き渡った。

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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます! (2021年6月5日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです!合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を!! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね!IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます!コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!明日更新頑張ります! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2021年5月4日 13時

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