七十八話 ページ37
胡蝶side
胡「あれだけ釘を指しておきましたよね？煉獄さん。」
もう何度目か分からない煉獄さんの土下座に呆れながらも診察室のベッドで寝ているAさんの脈をはかる。
煉「我慢できなかったんだ…Aが可愛すぎて。」
胡「惚気は結構です。」
いくら柱とはいえ化け物級の煉獄さんの体力に勝てるはずもなく倒れ込むように寝てしまったAさん。
胡「Aさん起きてください…もしもーし」
煉「おい…寝かせてていいだろう。俺が運ぶから起こすのを辞めてくれ。」
胡「これから急な柱合会議があるんです。」
煉「そうなのか。」
私がAさんを起こそうとしたことに怒りを覚えたのか怒気を含んだいつもより低い声が私の耳にとどいた。
一向に起きる気配のない彼女を軽く揺さぶると唸り声を上げて目がうっすらと開かれる。
有『しのぶちゃ…私まだ眠い…』
がばりと起き上がり私に抱きついたまま、また夢の世界へと入ろうとする彼女に「今から緊急の柱合会議です。起きてください。」と言うと。
有『…そうなんだ。なら起きる。』
胡「理解が早くて助かります〜。」
有『帰ってきたらまた寝る。』
軽く背伸びをしたAさんは立ち上がりしっかりとした足取りで私の手と煉獄さんの手を引いて歩き出した。
屋敷を出てしばらく歩いていると前方から隠が駆け寄って来たので「こんにちは。」といつもの笑顔で挨拶をする。
隠「こ、こんにちは…胡蝶様…炎柱様、ゆっ雪柱様もご無事で良かったです。」
煉「うむ！心配をかけてしまったな！」
有『私も、もう大丈夫だよ。』
隠「…雪柱様っ今日もお美しい…好きで「何か言ったか？」
隠「ひっ！」
いくらAさんが美しいからって煉獄さんの前で告白だなんてしたら土に埋められますよ。
煉「早くしてくれ。」
怯えながら隠がAさんに目隠しをしようとすると煉獄さんが告白しようとした隠に見せつけるかのようになんと接吻をしたのだった。
文字数…
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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます！ (2021年6月5日 20時) (
レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです！合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね！IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます！コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます！明日更新頑張ります！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2021年5月4日 13時
