七十二話 ページ31
煉獄side
胡「傷は完治していますね。経過観察のために2日3日程は安静にしておいて下さい。」
煉「うむ！ありがとう！」
4ヶ月も眠っていたから傷は完治しているだろうとは思っていたが正解だったか！
これでAを思う存分抱けr「煉獄さん？」
胡蝶の黒い笑顔に背筋を凍らせた俺は、「冗談だ！」と言って誤魔化す。
胡「冗談のようには見えませんでしたけど。」
と心を見透かされた俺は冷汗をかく。
気まずい沈黙が流れる。
煉「…俺は、病室に戻る！」
胡「Aさん呼んできてくださーい。」
煉「了解した！」
その場から逃げるように急いで病室に向かう。
怖い思いをしたからAに慰めてもらいたい！
その一心で病室のドアを開けると小さく震えながら泣いている愛しいAの姿があった。
近づくと「1人にしないで。」とうなされたように繰り返し呟くA。
見ていられなくなり抱きしめ息の荒いAを宥める。
暫くするとAは何とか正気を取り戻した。
煉「まあ…何となく君のその焦り具合から見て…事情は分かった。すまないが2人にさせてくれないか？あと胡蝶にも事情を伝えておいてくれ。」
甘「わ、分かりました。お2人ともお大事に…」
甘露寺が出ていったのを確認して俺は口を開いた。
煉「大丈夫か？苦しくないか？」
有『うん。』
煉「……そうか。」
Aを優しく優しく壊れ物を扱うかのように再度抱きしめる。
有『……煉獄くん。頭撫でて。もっとギュッてして。』
煉「仰せのままに。」
煉「俺の可愛いA。大丈夫だ。君を1人にはしない。だから安心して。」
有『ずっと一緒にいてくれるの？』
不安げな顔でこちらを向くA。
可愛いなぁ……
煉「ああ。ずっと一緒だ。」
Aを安心させるように軽く口付けをすると嬉しそうに微笑んだ。
『お返し。』と言ってAから口付けてきた。
煉「よもや…君が可愛すぎる。もう一度してもいいだろうか……」
有『どうぞ〜。』
最初は啄むようにしていた口付けはいつの間にか深いものへと変わっていった。
有『ぷはっ…煉獄くん。もっかいだけ…』
煉「駄目だ。」
有『な、なんで？ヤダ接吻したい！』
煉「安心しろ。夜好きなだけしてあげるからな。」
しばらくの間があり、ぼふりとAの顔が赤く染った。
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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます！ (2021年6月5日 20時) (
レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです！合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね！IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます！コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます！明日更新頑張ります！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2021年5月4日 13時
