六十話 ページ20
有栖川side
煉「うむ！そういうことか！ヒノカミ神楽というのも初耳だ！Aも知らないらしい！これでこの話はおしまいだな！」
もう少しちゃんと聞いてあげなよ……竈門くんも困ってるよ。
煉「俺の継子になるといい！面倒を見てやろう！」
全く話の内容が噛み合っていない2人まぁ煉獄くんが一方的に終わらせてるんだけど…
有『ねぇ…煉獄くん。』
煉「なんだ！A！可愛いな！」
有『言葉のキャッチボールって知ってる？』
煉「よく分からないがAが可愛いのは分かる！」
はぁ…話が噛み合わない。
有『煉獄くんとはしばらく話したくない。我妻くんのところに行くから！』
煉「Aダメだ！」
有『引き止めるならしばらく口聞いてあげないから！』
そう強めに言うと大人しくなった彼。
知らないもーん！
善「Aさん！来てくれたんですね！好きです！結婚しましょう！」
有『うふふ。可愛い。元気な男の子は好きだよ。嘴平くんも座ってね。我妻くんはもう少し静かに鬼が出るからね。』
善「鬼が出るんですか？」
煉「出る！短期間のうちに40人以上もの人が行方不明となっている。数名の隊士を送ったが全員消息をたった。だから柱である俺達が来た」
すると我妻くんはガタガタと震えだし私にしがみつくように抱きついてきた。
同時に我妻くんに煉獄くんの殺意の目が向けられる。
煉「黄色い少年！Aから離れろ！気安く触るな！」
有『煉獄くん。落ち着いてもう少ししたら戻るから。』
今にも抜刀しそうな勢いの彼を何とかなだめていると車掌さんから「切符を拝見します。」と言われたので渡すと切り込みを入れてくれた。
その瞬間鬼の気配が背後に現れる。
有『煉獄くん！』
煉「うむ！分かっている！任せろ！」そう言って私の頭を人なでした後車掌さんに後ろに下がれと指示をする。
煉「その巨躯を隠していたのは血気術か！気配も探りづらかった！しかし罪なき人に牙を剥こうならこの煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす！不知火！」
鬼の首は一瞬にして飛び灰となった。
有『ごめんなさい。何も出来なくて…』
煉「大丈夫だ。黄色い少年が抱きついていて動けなかったからな！仕方ない！それより！良い加減にAから離れろ！」
彼が渋々離れると煉獄くんは私を抱き上げ静かに元の席へと戻す。
席に座った瞬間急な眠気に襲われた私は彼の肩に頭を乗せてそのまま夢の世界へと入ってしまった。
文字数…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます！ (2021年6月5日 20時) (
レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです！合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね！IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます！コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます！明日更新頑張ります！ (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2021年5月4日 13時
