五十六話 ページ16
煉獄side
ついにこの日が来た。
楽しみにしていたはずなのにいざとなると恥ずかしさが込み上げてくる。
有『この前は、私に告白してくれてありがとう。』
煉「ああ…」
Aは何度か深呼吸をし息を整えたあと穏やかな笑顔になり
有『私、煉獄くんのことが好き。優しい所も少し心配性な所も全部大好き…だから私と恋仲になってくれませんか?』
と言った。
顔を真っ赤にしている君が可愛すぎるのと長年の想いが通じた喜びで俺は無性にAを抱きしめたくなり脇目も振らずに力強く抱きしめた。
突然のことで驚いているAには申し訳ないが今は嬉しすぎてどうにかなりそうなんだ!
許してくれ!
有『…っいきなり抱きしめるとか……恥ずかしすぎて死にそうなんだけど…』
そう愚痴をこぼしながらも抱き締め返してくれた。
煉「俺も好きだA…俺は嬉しいぞA…好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ!今すぐ君を食べてしまっていいだろうか!!」
有『……絶対に嫌だ!付き合って1日でそんなこと言うなんて変態ですね!』
酷いな!でもその反応も愛い!
抱きしめる力を弱めAの顔がよく見えるようにする。
煉「君の気持ちも尊重したいだから今日の所は引き下がろう…その代わりで言ってはなんだが…』
有『な、何?』
煉「君に接吻してもいいだろうか。」
顔をさらに真っ赤にさせ口をパクパクとするA。
煉「ダメだろうか…?」
そう言って頬に手を添えると何も言わずにゆっくりとAは、目を閉じた。
有『1回だけだからね…』
煉「善処するとしよう…多分無理だが。」
有『ん…』
唇に軽く接吻をする。
それから何度も角度を変えて優しい接吻を繰り返した。
まだ足りない…
煉「A…口を開けてくれないか?」
有『う、うん…』
そう言ってもう一度Aに顔を近づけた瞬間。
雪「何している。」
Aの鎹鴉である雪が俺の頭を力強くクチバシでつついた。
有『雪くん!?いつの間に!』
雪「俺のご主人様に気安く触れるんじゃねぇ!カァカァ!」
煉「邪魔しないでもらえるだろうか!!」
そう言ってもなお攻撃してくる雪をAは抑える。
有『雪くん落ち着いて…私は大丈夫だから…それよりどうしたの?任務?』
雪「御館様がお呼びだ。」
もっとしたいが御館様がお呼びなら仕方ない!
行くとしよう!
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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます! (2021年6月5日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです!合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を!! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね!IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます!コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!明日更新頑張ります! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2021年5月4日 13時