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五十二話 ページ12

有栖川side

次の日、私が掃除をしていると蜜璃ちゃんが屋敷に訪ねてきた。



私と伊黒さんと蜜璃ちゃんの3人で甘味処に行きたいんだって。


蜜「行きましょうよ!Aちゃん!」


有『私はいいけど伊黒さんが大丈夫なの?』


ネチネチ言われそうで怖いなぁと思いつつも蜜璃ちゃんのキラキラの目を見てしまったからことわざるを得なくなってしまった。



有『分かった。私も行かせていくね!』


蜜「やったぁ!Aちゃん早く行こっ!」


手を引かれながら屋敷を出ると伊黒さんが立っていた。


有『私も、来てよかったんですか?』


伊「甘露寺が一緒に行きたいと言っていたから別に構わない。」


有『そうなんですか…』


本当に大好きだね蜜璃ちゃんのこと。

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しばらく歩いていると蜜璃ちゃんのおすすめだという甘味処についた。


蜜「ここの桜餅が絶品なのよ〜!Aちゃんは何がいい?私は桜餅にするわ!」


有『じゃあ私も同じのにしようかな〜。』


伊「俺も同じものにする。」


蜜「決まりね!すみません桜餅を32人分お願いします!」


さ、32人分…私のと伊黒さんの分を除いてもすごい量…少食の私には程遠い世界だな…



蜜「Aちゃん煉獄さんとのお泊まりどうだったの?」


あの時のことを思い出し顔に熱がたまる。


有『…べつに何もな「進展ならあったぞ!甘露寺!」


蜜「煉獄さん!」


声の主は私の隣に座割ったかと思えば自身の手を私の手に重ねてきた。


蜜「きゃー!2人は付き合ってるのー?」


煉「いや!まだ返事が聞けてない!しかしもう両思いみたいなものだ!なぁA。」


指を絡められ逃げようにも逃げられない。


有『なっ何言ってるのっ!?煉獄くん!私あんまり知られたくなかったのに…』


顔を真っ赤にした私を見て彼は嬉しそうな顔をする。


そして、耳元でこう囁かれた。



煉「その方が断りづらくなるだろう?」


有『っ!卑怯ね!』


煉「君は何としてでも俺のものになってもらうからな。だから早く君の気持ちを聞かせてくれ。」


低い声でそう囁くと彼は用事があるからと何も食べず帰って行ってしまった。



ああ…2人に知られてしまった…





れ、煉獄の馬鹿っ!

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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます! (2021年6月5日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです!合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を!! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね!IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます!コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!明日更新頑張ります! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2021年5月4日 13時

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