五十一話 ページ11
時透side
昨日からAさんの屋敷に泊まりに来た。
昨日はなんともなかったんだけど今日の2人の距離感はおかしい。
常に煉獄さんはAさんに甘い言葉をかけ、接吻しそうな距離まで近づいたりしている。
Aさんは顔を真っ赤にしていて満更でも無い様子。
正直みていてこっちが恥ずかしくなる。
試しに聞いてみた「2人は付き合ってるの?」ってそうしたら「ほぼ両思いみたいなものだ。」
といった煉獄さん。
ほぼ両思いって何?
3人で朝ごはんを食べた時も「こんな美味しいご飯がこれからずっと食べられる俺は幸せだな。」とか言ってるし…
完全に二人の世界に入っているからこの空間に居づらい…正直帰りたい。
帰ろうかな…
いや帰ろう…。
時「Aさんもう僕帰りますね。」
有『え?もう帰るの?まだ居ていいよ?』
時「任務もあるので帰ります。」
有『そんなんだ。残念。玄関まで送るよ。』
時「ありがとうございます。煉獄さんは、どうするんですか?」
煉「うむ…俺も任務があるし帰るとしよう。」
有『また来てね。無一郎くん…煉獄くん。』
煉「ああ!」
煉・時「「お邪魔しました。」」
Aさんの屋敷を出てしばらく歩きふと煉獄さんに言った。
時「あんなふうにイチャイチャするのは二人の時にしてくださいね…」
煉「すまない!ついAが可愛くてな!」
時「本当にAさんのことが好きなんですね。」
煉「ああ。好きだ。どうしようもないほど好きだ。」
煉獄さんはとでも愛おしそうな顔で答えた。
煉「君もいつかそういう人ができたらきっとわかるぞ。」
時「そうですか…」
煉「うむ!世界が輝いて見えるぞ!!」
へぇ…
時「俺もそういう人が早くできたらいいな………なーんちゃって。」
煉「ん?何か言ったか?」
時「何でもないです。あ、僕ここで曲がるのでさようなら。」
煉「うむ!またな!」
久しぶりに楽しいと思えるような二日間だった。
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みるく(プロフ) - 柚葉さん» コメントありがとうございます! (2021年6月5日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - この作品、大好きなんです!合同任務なんですね。二人とも、無事にご帰還を!! (2021年6月5日 16時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» そうなんですね!IDが同じだったのでもしかしたらと思っていました…全然大丈夫です! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ここあさん» ありがとうございます!コメントありがとうごさいました。 (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - みみさん» ありがとうございます!明日更新頑張ります! (2021年5月4日 20時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2021年5月4日 13時