第49話 ページ37
ア「.........
あ〜〜〜〜〜〜、そうですか。
どうせ僕は何も出来ない、グズでノロマなタコ野郎ですよ。だから、もっとマシな僕になる為に
皆の力を奪ってやるんです
美しい歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ!
寄こしなさい!全てを!」
フ「何だよアレ?アズールの体から黒いドロドロが出てきてる。墨...じぇねーよな?」
アズールの足から徐々に、黒い何かが広がっていく
ジェ「ユニーク魔法の使い過ぎです。ブロットが蓄積許容量を超えている!このままでは...
オーバーブロットしてしまう!」
ア「あーっはっは!あーーーっはっはっは!!」
ピチャピチャとクリアな魔法石が黒く、黒く染められていく
反対に黒く染まりかけている白い魔法石が光り出す
A「......(やっぱり)」
自分の魔法石は何かが違う
グ「ふな˝っ!アイツ、足がタコになったんだゾ!」
人の姿だった彼とは程遠く、上半身は黒く、下半身はタコの様な姿、まるで人魚のよう。
ジェ「あれが、海の中でのアズールの姿です」
フ「あの後ろの何?オレでも絞められないほどデカイ!」
レ「今はアズールを正気に戻すことが最優先だ」
ラ「じゃないと、オレたちもイソギンチャクにされちまうッス!」
皆がマジカルペンを取り出す
Aはデュースに降ろしてと告げようとすると
デ「――駄目だ」
A「......え?(まだ何も言ってないはず...)」
デ「どうせ、降ろしてほしいとか思っただろ?駄目だ」
A「な、なんdデ「Aは手すらまともに動かせない状況だ、それなのに其処らへんに放っておけっていうのか?」
A「大丈夫、だから、降ろして」
˝お願い˝
デュースはAの目を見る。
綺麗な、青。いや藍色。
自分の目とは少し違う、綺麗な目
デ「(俺は...この目が......Aが)」
A「...デュース?」
デュースは無言でAを降ろす、そして振り向かずにレオナ達の元へ歩いていく
その後ろにエースも続いていく
A「...!」
エースはAの横を通る際にAの頭を撫で、
デュースは途中で立ち止まり、こちらに振り返り
「「大丈夫、なんとかなる」」
Aは目を見開いたが、すぐにその目を緩ませた
その様子を見た二人はまた走り出す
エースが撫でてくれたところが暖かい、とAは思った
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ハデス - お疲れ様でした! (2月27日 17時) (レス) @page46 id: 0e6a64b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
元素のP(プロフ) - 皆様、本当に今までありがとうございました、コメント下さった方々には本当に救われました (2月19日 4時) (レス) @page46 id: 4ec5e6d8f9 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - レモンさん» レモンさん!いつもコメントありがとうございます!アズさん、拗らせちゃってますね〜これからドンドン拗らせますわ〜。更新頑張ります! (2023年2月27日 18時) (レス) @page39 id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
レモン - うおおおおっ!すごい気になる展開になってきましたね〜!アズさん…まじか…。めっちゃ好きですっっ!!これからも更新、頑張ってください!応援してますよ! (2023年2月27日 15時) (レス) @page39 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 竹原洸さん» コメント嬉しみヤバス。楽しんでくださってありがとうございます!更新頑張っていきます! (2022年8月22日 21時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:momoakiyama x他1人 | 作成日時:2022年4月24日 0時