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第27話 ページ12

寮に戻ってきたレオナを見たラギーは目を丸くした


ラ「ちょ、Aくんボロボロじゃないスか!何があったんっスか!?」


レオナに抱えられたAに近づき、目の前でおーいと手をふる


レ「話は後だ。ジャック、お前は部屋に帰って寝ろ」


そう言われたジャックは納得いかないのか反抗する


ジ「Aがケガしてんのに寝れるわけねぇだろ!」


レ「あー、うるせぇキャンキャン言うんじゃねぇよ。こいつはオレが治すっての
寮長が信じられねぇのか?」


ジャックはグッと言葉を詰まらせる


A「...ジャ...ク?」


レオナに抱えられていたAが声を出した

その声には元気がない


グ「ふなっ!A〜っ!」


ジ「!A!あんま喋るな、俺は...?」


A「...だぃ...じょ...ぶ...だから...ね?」


Aはジャックの頬に手を伸ばし、撫でる

言葉は途切れているがしっかりと意味が伝わる


ジ「...あぁ、分かった」


ジャックは自分の頬に置かれた手を自分の手で覆いフッと笑う


ジ「...レオナ先輩、Aを頼みましたよ」


レオナはその答えを聞くとクルッと向きを変え、部屋に向かった


-----
レ「おら、着いたぞ」


グ「ほぁーなんかワイルドな男の部屋って感じなんだゾ」


レ「今、んなのは聞いてねぇんだよ。ったく、おい草食動物...」


はぁとため息を着きAをベッドに寝かせる


グ「ふなっ!?子分がまた倒れたのか!?」


レ「ちげぇよ、呑気に寝やがった」


ベッドに寝かされたAは先程の出来事が無かったかのように寝ている


グ「なぁんだ、寝てるだけか!じゃあオレ様もベッドにレ「だめだ」ふなぁ!?なんでなんだゾ!」


レ「お前なぁ、こいつはケガしてんだ寝てる途中にお前が何かしたらたまったもんじゃない、床で寝ろ」


グリムはくそー−っ!と言いながらもおとなしくソファで寝る


グ「......っぐー」


グリムはすぐに寝てしまい、静かになった


レ「......」


レオナは横で静かに寝てるAの頭を撫でる


レ「......心配させんじゃねぇよ、A」









A「んん...――...」



Aは夢を見ているのか、自分の弟の名前を呟く






レ「......は、今、お前なんて...」






暗い部屋の中、レオナの顔に焦りが見える






まるで、その名前を前から知ってたかのように

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ハデス - お疲れ様でした! (2月27日 17時) (レス) @page46 id: 0e6a64b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
元素のP(プロフ) - 皆様、本当に今までありがとうございました、コメント下さった方々には本当に救われました (2月19日 4時) (レス) @page46 id: 4ec5e6d8f9 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - レモンさん» レモンさん!いつもコメントありがとうございます!アズさん、拗らせちゃってますね〜これからドンドン拗らせますわ〜。更新頑張ります! (2023年2月27日 18時) (レス) @page39 id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
レモン - うおおおおっ!すごい気になる展開になってきましたね〜!アズさん…まじか…。めっちゃ好きですっっ!!これからも更新、頑張ってください!応援してますよ! (2023年2月27日 15時) (レス) @page39 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 竹原洸さん» コメント嬉しみヤバス。楽しんでくださってありがとうございます!更新頑張っていきます! (2022年8月22日 21時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:momoakiyama x他1人 | 作成日時:2022年4月24日 0時

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