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第25話 ページ30

オンボロ寮に帰ってきたAはボフッと談話室のソファに飛び込んだ
まだあまり掃除が行き届いてないので埃が舞う


A「ケホッ、あー、掃除しないとな...」


と言いながらもう夜なのでAは寝室に向かった


-----
ガチャと寝室の扉を開けて服を着替える


A「...あ。」


鏡を見ると首元が絞められて赤くなっていた。が、別に気にしてはいないのか、サッと服を着替えた
ポイッとマジカルペンを棚の上に置いて眠りに着くのかと思ったら机に向かった


A「...今日は...レオナ先輩が...っと」


Aは数日前から日記を書き始めた、理由は「元の世界に変えるときにこの本を持っていく」
だそうだ、矛盾している。自分自身は死んでいると言っていたのに。


日記を書き終えたAは日記を書いて少し眠気が覚めたのか勉強を始めた
Aは成績は良いほうであった、中学の時のテストは割と上位の方に居た。


だが親にはもっと上を求められた、一番を。


反してAの弟はあまり優秀というわけではない、極力悪いというわけでもない、平凡。
だがAの親は弟を甘やかした、Aの分まで。


親は何か考えがあったのだろうが幼い頃から『甘える』事ができなかったAは親を嫌っていた


昔も、今も、きっとこの先も。


もしAが親の事が好きになったとしてもきっとAが親に『甘える』ことはできない


















『甘える』ということが分からないから


Aは弟を大事にしていた。A自身も弟を甘やかしていた。だが自分が『甘える』ということは
決してなかった、人前で泣くことは無かった、人前でわがままを言うことは無かった。


学校生活でもそんな日常は続いた。先生が「悩みがあったらいつでも言えよ」と言うが決して、相談しなかった


心配をさせないように、迷惑にならないように。


「面倒ごとに絡まれたくないんだけど!」


その言葉はただ単に面倒臭がりというわけじゃない、


「他の人に迷惑がかかるから」


「変な事を起こして心配させたくないから」


そんな思いがあの一言に詰まっている。


勉強が終わったのかベッドに入り眠りに落ちた


Aは気付いてない...
















白い魔法石の一部がまた黒く染まっていたことに。

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- 全力待機させていただきまぁす!! (2022年4月19日 0時) (レス) @page46 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 洸さん» まだ死ぬんじゃなぁい!   はい。コメントありがとうございますぅ...最近更新ができずにすみません...頑張って更新します!待っててくださぁい!! (2022年4月16日 21時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
- アッめちゃくちゃ好きですどうしよう続きが楽しみすぎて死ねる…更新心待ちにしております… (2022年4月16日 21時) (レス) @page45 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 洸さん» 推していただき光栄ですぅ...。これからもどんどんコメントしてってください!めっちゃ喜びます! (2022年4月2日 20時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
- 全てにおいて推せるお話ですねぇ (2022年4月1日 18時) (レス) @page5 id: 5594fc45e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:momoakiyama | 作成日時:2022年1月16日 0時

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