第19話 ページ24
ｻﾞｧｧｧと砂が空気中に舞う
A「何これ...っ目が見えない...」
ジ「レオナ先輩が触れたものが全て砂に変わっていく...！？」
レ「これが俺のユニーク魔法...王者の咆哮『キングス・ロアー』皮肉だろ？何より干ばつを忌み嫌う
サバンナの王子が持って生まれた魔法が...全てを干上がらせ、砂に変えちまうものだなんて！」
レオナ先輩がｸﾞｯとラギー先輩を掴む手に力を入れる
ラ「レオナ...さ...っ苦し...ッ！」
デ「ラギーの腕にひび割れが！」
エ「まさか人間も干上がらせるってのかよ！？」
リドル先輩がレオナ先輩を止めようとユニーク魔法を使う...がｶｯ、と弾かれてしまった
レ「秀才だかなんだか知らねぇが、年上をナメるなよ。生憎、オレ様は防衛魔法の成績がいいんだ。」
レオナ先輩がははっ、と笑いを漏らす。
レ「どうだ。ラギー。苦しいかよ。口の中が乾いちまって、お得意のおべっかも使えねぇか？」
レ「Aもどうだ？お前の一番になりたがってた奴が全てを干上がらせる奴だった気持ちは？」
レオナ先輩が僕に問いかかってくる...が
A「(今、砂が目に入ってちょっとそれどころじゃないというか！あ待って涙出てきた！)」
レ「はっ、そんな泣くほど絶望したのか。やっぱり俺を認めてくれる奴なんていねぇんだよ...」
違う、と反論しようとしたら「ひぐっ...うぅっ...」とラギー先輩の苦しそうな声が聞こえてきた
ジ「まずい、あのままじゃラギー先輩が！」
A「レオナ先輩！そんなことしちゃいけません！」
リ「それほどの力があって、何故こんなことをする！」
レ「何故...？理由なんか聞いてどうする。俺を叱って、慰めてくれるって？実力があったって、
努力したってどうしようもねぇことがこの世の中にはいくらでもあんだよ。」
「はっ...ぐっ...」とまたラギー先輩が苦しそうな声を出す
ジ「もうやめねぇか！月夜を破る遠吠え『アンリイッシュ・ビースト』！」
ジャックが大きい狼になってレオナ先輩に走っていった
レ「なんだって！？ぐあっ！」
リ「レオナに隙が出来た！『オフ・ウィズ・ユアヘッド』！」
ｶﾞｼｬﾝとレオナ先輩に首輪が付いたことでユニーク魔法が収まった
ラ「がはっ！...ゲホゲホッ」 A「ラギー先輩大丈夫ですか！？」
ラギー先輩の手を引っ張って皆の所に戻ろうとしたらｸﾞｲｯと首元の服を引っ張られた感覚があった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
洸 - 全力待機させていただきまぁす！！ (2022年4月19日 0時) (
レス) @page46 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 洸さん» まだ死ぬんじゃなぁい！ はい。コメントありがとうございますぅ...最近更新ができずにすみません...頑張って更新します！待っててくださぁい！！ (2022年4月16日 21時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
洸 - アッめちゃくちゃ好きですどうしよう続きが楽しみすぎて死ねる…更新心待ちにしております… (2022年4月16日 21時) (レス) @page45 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - 洸さん» 推していただき光栄ですぅ...。これからもどんどんコメントしてってください！めっちゃ喜びます！ (2022年4月2日 20時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
洸 - 全てにおいて推せるお話ですねぇ (2022年4月1日 18時) (レス) @page5 id: 5594fc45e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：momoakiyama | 作成日時：2022年1月16日 0時
