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~楽しい~ ページ11

それから、一緒に登校して、色々話した。

善「善哉君の小説かぁ…」
『うん、善逸君になら言ってもいいかな〜って!善哉君、本当にかっこいいし、大好きなんだぁ。』
善「ふぅーん…俺のことは?」
『もちろん大好きだよっ…ん?え?今なんて…』

え?聞き間違いかな…俺のことは?って聞かれたよね?今間違いなく。
だとしたら…大好きだよ…え!?大好きだよって言っちゃった!?
なにしてんの私っ。恥ずかしい!!

善「あはは、大好き?ありがとっ。」
『っ…ぅ、ううん!』

善逸君…やっぱりなんか今日かっこいいよね…。
なんだろう、ドキッとしちゃう。
いつも話さないから?

『あ、着いた。』
善「あっという間だったね。楽しかった!」

じゃあね、と言って炭治郎のところに行こうとする善逸君。
まだ話したくて、咄嗟に善逸君の制服を掴んでしまった。

善「わっ!?…Aちゃん、?どうしたの?」
『え…?あっ、あぁ、その、今日…一緒に帰れないかな…?』

やばい、言っちゃった!
どうしよう、断られちゃったら!

善「…ぃ、よ。」
『え?』
善「だから、いいよって。寧ろ、大歓迎。ありがと誘ってくれて!炭治郎が呼んでるから、また後でね!」
『なっ…』

そう言って私の頭を撫でて炭治郎のところへと走って行った善逸。
私はその場にしゃがみ込んだ。

『何あれ…もう、キュンキュンさせないでよ…。』

真っ赤に染まる頬を隠すようにして、席についた。
誰にも気づかれないように、この鼓動が、善逸君に聞こえないように。

『…馬鹿。』

自分に言い聞かせるように言った言葉は、誰の耳にも届くことなく、賑やかな教室にかき消された。

~ドキッ~→←~喜び~



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くまくまちゃん(プロフ) - これ夢小説のサイト占いツクールから取りました? (2020年4月5日 2時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - これ夢小説のサイト占いツクールから取りました? (2020年4月5日 2時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - 月花さん» きゃー!ありがとぉ〜!嬉しい!頑張るね、もっとキュンキュンできるように! (2020年3月28日 9時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
月花 - 善ちゃーん!!見に来たよ!ルナちゃんもいる!紫月姫☆.さんこんにちは絶賛心の中キュンキュンしてます! (2020年3月28日 9時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
紫月姫☆.*(プロフ) - ルナ ルナさん» いつも見に来てくれてありがとう!がんばりまーす! (2020年3月28日 1時) (レス) id: f160861fb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫月姫&善子 x他1人 | 作成日時:2020年3月26日 22時

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