君は夢の中。【鬼滅の刃】

~喜び~ ページ10

『！！やばい寝てた！』

ベッドの上で昨日自分が作った作品を開いたら
もう2票も来てた！

なんか、認められてるって感じで嬉しい。

『ふふっ今日は何書こっかな』

《おはよ！Aちゃん》
その声にビックリして画面をよく見ると

『つ、通話中！？』
寝落ち通話だったってこと！？

《ごめんね、なんか切ったら悪いかなって》

『あ！うん！大丈夫』

《あ、さっき何書こっかなって言ってたけど…》
ゲッ！聞かれてるし

『えと…いや…あはは！笑』
とりあえず笑って流そう

《善哉君関連？》
図星な質問に体が跳ねる

『う、うん！まぁね！』

《へぇ〜》

ー

善逸side

てことは今日更新されるのかな？
Aちゃんって俺でどんな妄想してんだろ

気になるなぁ…

《そ、そろそろ用意するから切るね！》

善「いいじゃん？切らなくても。マイクオフしとけば」

《え、あ、うん！》

そしてプツリと生活音が途切れた

寝落ち通話か…
Aちゃんの寝息可愛かった

俺きもいなw

なんかしてる事がカップルみたいで
益々Aちゃんのこと意識してしまう…

善「って、俺も用意しなきゃ」

…

…

《今から家出る！》

善「俺も！一緒行きたいな…笑」

《え！いいの！？うん！行こう！》

Aちゃんやけにテンション高いな

その理由はすぐに分かった

作品の評価が5票に到達した
だから作品を見てくれる人が増えていってる

なんか俺も嬉しい。

善「あ、あれAちゃんかな？」

《え？》
振り返った女の子はやっぱりAちゃんだった

電話を切ってそばに寄る

『お、おはよう！』

善「おはよ」

昨日の寝落ち通話を意識してるのかなぜか顔が真っ赤だった

善「どうした？」

『い、いや…今日の善逸君なんかカッコイイなって…』

恥ずかしそうに言う彼女
俺もこの格好ではあまり言われたことがないので顔が火照る

『まぁ！とりあえず行こう！笑』

善「うん！笑」

と言って学校に向かった

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